福岡の「男女意識の強さ」と「昭和っぽさ」

独り言コラム
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zenzen

1994年北海道出身の30歳。現在は福岡に住んでいます。
美容、IT系の仕事をしておりますので会社員の傍らですが私がしてきた生活の知恵や、使っているものの紹介等をしております。
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「なぜ福岡に移住したのか」という記事で「婚活目的もあった」と書いているんだけどこの記事はその部分に対する答えというか、注意みたいなものに近い。

なぜかというと、福岡に移住してしばらく経つけど他の地域と比べて男女の関係がちょっと特殊だなと感じることが多い。

私が福岡に来てしばらく経ってから、Xとかでは「さす九」っていう言葉を聞いてたんだけど、それって「九州は男尊女卑が当たり前」みたいな意味らしい。


でも実際に福岡に住んでみて、そんなこと全然ないと思った。もちろん田舎の方は、まだ昔ながらの文化が残ってるかもしれないけど、福岡市内で見かける20代〜30代の人たちって、恋愛に対してめっちゃアグレッシブだし、めっちゃ活発に感じる。

基本的にみんな、恋愛市場での自分の価値をしっかりと意識してる印象。
特に男性と女性、どちらも自分のポジションをしっかり確立しようとしている感じがする。

男は男らしく稼いで可愛い女を捕まえなきゃだし、女は小綺麗にしてなきゃみたいな。


だからなのか、恋愛に対してすごい意識している、みたいな雰囲気が漂ってる気がするんだよね。とにかく男女が強く意識し合ってる。これって、福岡ならではの特徴かもしれない。

福岡の食文化と開放感:立ち飲み文化など

福岡のデート文化といえば、やっぱり食事が中心で、とにかく外食が安いし、美味しい。二人でご飯を食べても、他の都市と比べて圧倒的に安いし、クオリティも高い。

おしゃれなカフェも、ディープな居酒屋も、リーズナブルなスポットが多い。
ただそれだけじゃなく、福岡の立ち飲み文化にも特異性を感じる。

● 若い世代・女性にも開かれている

• 福岡の立ち飲み屋は清潔でおしゃれな店も多く、女性客の割合が高いのが特徴。

• 東京のガチな立ち飲みとは違い、「気軽なバル感覚」や「コミュニティスペース」に近い空気感があります。

● 街全体が“はしご酒”しやすい

• 天神・今泉・薬院・春吉・住吉などに点在する立ち飲みスポットは、徒歩での店移動が現実的で歩いてすぐまた違う立ち飲み屋さんに気軽に寄れる。

• 「2~3軒を1時間半で回れる」くらいの密度感が、立ち飲み文化を活性化させているんだと思う。それくらい店数が多く、イベントも多い。

●屋台 × 立ち飲み の相乗効果がある

• 福岡では屋台文化の“立って飲む・しゃべる・共有する”スタイルが立ち飲み文化にもスムーズに融合しています。

• 結果、「立ち飲みはコミュニケーションツール」という認識が自然に広がっていて、“話しかけるのが当たり前の空気感”を生んでいるのも男女間を意識させている雰囲気。

他都市でも立ち飲み文化はあるけど、ここまで街に溶け込んでいて、しかもイベントとして盛り上がっているのは福岡ならではだと思う。

●立ち飲みだけでなくフェスとかもめっちゃ多い


福岡市や観光コンベンション協会などは、**“イベントで街を盛り上げよう”**という方針が強く、広場や公園の活用を後押ししているらしい。たとえば舞鶴公園や冷泉公園、天神中央公園などでは頻繁にフード系フェスが開かれていていつも賑やか。

けど道を閉鎖して出店が並ぶようなお祭りは少ない。めっちゃ不思議


つまり、福岡は“規模より回数”“イベントを生活の一部にする”文化がある街
だから、カレーフェス、ベトナムフェス、日本酒フェス、肉フェス、クラフトフェス、アジアンナイトなどが毎週のように街角で行われる。これは全国的にもかなり特徴的。私は関西から引っ越してめっちゃ驚いた。

恋愛に対する福岡人の価値観

次に、恋愛に対する福岡人の価値観について。福岡では、男は女が好きでなんぼ、女は自分を高く見せて売り込むみたいな肉食営業的な考えが根付いてると思う。

男性は、「自分が好きな女の子には果敢にアプローチしていく」というスタイルが一般的で、女性もその営業をしっかりと受け止めるというか。要するに、女性が価値のある商品に仕立て上げ、男性がその商品をゲットするために営業するみたいな関係が多い気がする。

女性は「外見が全て」でしょ?って感じの空気がすごく強い。
自分をどれだけ美しく見せるか、どうやって他の女性と差をつけるか、みたいなことを意識してる。

そして、その価値を持っていることをアピールすることが、恋愛における大事な戦略みたいなもの。これが福岡の恋愛文化を象徴している部分だと思う。

福岡の恋愛は街で「普通に出会おう」とするとしんどい

福岡に住んでいると、「遊ぶことが当たり前」という風潮が根強く感じられる。
特に若い世代の男女は、お互いに遊んでナンボ、恋愛も楽しんでナンボ、みたいな雰囲気があるんだよね。

だからこそ、恋愛をすること自体はすごくカジュアルで、みんな楽しく過ごしてる。けれど、その反面、付き合い始めると急に重い関係になってしまうというか、女の子が急に男の家に住み着くような行動を取ったりする。

夜の天神はめっちゃ若くてスペックのぶつけ合い、需要と供給のマッチングって感じで昭和っぽいところもある。

人が好きなら福岡は最高だけど


「普通に話せる」「すぐに仲良くなれる」そんな空気が恋愛を加速させる一方で、異性に誘われる=脈あり?」と思いやすい思われやすいのでそれは注意。(めっちゃ恋愛脳)

声をかけられることが日常的だからこそ、逆にその“フィルター”を通して見るクセが他の地域に比べると多く、 たとえば「飲みに行かない?」という何気ない誘いも、「私に気があるのかな?」と受け取られることが結構ある。

これは福岡の“ソフトナンパ慣れ”と“おせっかい気質”の副作用?なのかも、だから「少しでも相性よさそうな人」にはすぐ“恋愛モード”に気持ちがシフトしてる。

同時に“夜の文化”が恋愛観や性別役割意識に影響を与えているという現実も結構感じるし、ガールズバーなどの流行もあり不況の中でバイトをしている女性も多く
夜職文化が日常に溶け込み、恋愛観にも大きな影響を与えている感じもあるかも。情と打算が共存する感じ。

それだけじゃなく福岡の立ち飲み文化には、ネットワークビジネスや宗教勧誘など、ある種の“打算的な近づき方”も混ざっている。実際、多くの店で「営業・勧誘禁止」の貼り紙がされており、それが日常の一部になっている。

ちなみに私も70万騙されちゃったりしている。

 この矛盾した空気——“人との距離が近いけど、どこかで警戒している”という感覚。それこそが昭和っぽさの正体なのかもしれない。

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