独り言コラム

福岡移住者の本音|住んで良かったこと・困ったこと・意外だったこと

zenzen

1994年北海道出身、福岡在住。美容師しながら映画・ゲーム・ガジェット・暮らしを実体験ベースで書いています。
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前回、福岡を移住先に選んだ理由を書いているんだけど

今回は実際に住んでみてどうだったのかに焦点を当てて書いていきたいと思う。

福岡に移住してどうだった? → 結論、大正解

結果から言うと福岡に住んだのは大正解だったと感じている。

福岡は九州地方の中心都市として多くの魅力を持っているけど、なぜ大正解だったのかに加えて今一つだったところを私の実体験を交えて紹介していく。

あと、別枠で「びっくりしたこと」も書いていこうと思う。(良くも悪くもない)

これから福岡への移住を考えている方や、福岡に興味がある方はぜひ参考にしてみてほしい。

福岡 住んで良かったこと(実体験)

良かった① 人の距離感がちょうどいい

福岡の人はめっちゃフレンドリーで、初対面でも気軽に話しかけてくれる。

私の地元である北海道はなんとなく人に対しての壁がある。
冷たいわけじゃないんだけど、土地が広い分よそ事感が強い。


一方で福岡は立ち飲み屋も多く、隣の席の人と話しやすい。最初のうちは少し驚くかもしれないけど、すぐに慣れてくる。

結構田舎から出てきている人も多いので友達を募集している人が多いのかもしれない。
あと、関西に比べると一人で遊べるところは結構限られてくるので気軽に一緒に外に出歩ける人がいる方がいいのだろう。

良かった② 空港が異常に近い

福岡は九州北部の交通拠点で、東京や大阪などにもアクセスしやすい。
出張で東京に行ったりしたら、えらい感謝されるけど体感そんなに遠くない。

なぜなら福岡空港は国内線なら博多駅から地下鉄で約5分、天神から約10〜11分。
劇的に近い。

福岡へ移住する前は関西に住んでいたので、この空港の近さには感謝しかない。
自分の場合は飛行機離陸予定時間の1時間前くらいに家を出ても間に合う。

また、長崎や大分、鹿児島など周辺の自然豊かな場所へも車や電車で気軽に小旅行しやすい環境。
空港が近いので沖縄や北海道も行きやすいし
国際線も飛んでいる。

福岡に住んでいると、休日にどこか新しい場所へ行く楽しみが増えるのは間違いない。

良かった③若年層の美容・ファッション文化が強い

福岡には、美容やファッションに気を使う人が多い(特に女性)。
天神や博多周辺を歩いていると、綺麗な人とよくすれ違うしその頻度は他の都市に比べても多い気がする。

天神経済新聞によると都市の規模間でよく比べれる横浜や神戸と比べてもネイル、エステ、美容室ともに女性10万人あたりの店舗数は、2都市を福岡がすべて上回るという結果に。

美容室は横浜の1.6倍。ネイルサロンは約2倍、エステティックサロンにおいては2倍以上という驚きの数値となっている。

さらに九州経済調査協会調べによると、人口10万人あたりのネイルサロン、エステサロンの数は、全国21大都市の中で、エステサロンは第1位、ネイルサロンも第2という多さらしく自然と自分も背筋が伸びるし、おしゃれに気をつけたくなってくる。

2020年国勢調査では、15〜29歳の割合は17.6%で21大都市中1位。
さらに2025年国勢調査の速報値でも、福岡市の人口は約166.4万人となり、2020年から3.2%増加。21大都市の中でも人口増加率トップとなっている。

順位都市名15〜29歳人口の割合
1位福岡市17.6%
2位川崎市17.2%
3位京都市16.9%
4位東京23区16.9%

福岡 住んで困ったこと(実体験)

良かったことに続いて困った点も書いていく。
ただまぁそんな気になる程度ではない。たまに大阪とか関西に遊びに行ったらこの感じも良かったよなぁとは強く思うけど。

困った① 中心部を外れると交通が不便

福岡は飛行機で他の地域に行ける点は便利なんだけど、電車や高速道路でのアクセスには少し限りがあるかも。
交通機関は便利とはいえ東京や大阪ほど便利ではないのでちょっと郊外に住んでいると、バスや地下鉄の本数が少なく、移動には時間がかかるし渋滞も多いこともあり車を使わないとすごく遠く感じることも多い。

福岡市内に住んでいてもよく移動するなら車を持っていても、他の都市に比べて宝の持ち腐れにもなりづらいかも。

とは言っても郊外に何かあるわけでもないからなぁ。市内から出ないなら全く必要はない。

困った② 転職では選択肢の狭さを感じた

これは福岡で転職活動をしている私はめっちゃ痛感していて、その辺も記事にしているんだけど

2026年7月の福岡県の有効求人倍率は1.06倍。
さらに正社員有効求人倍率は0.80倍となっている。
実際に自分も福岡で転職活動をしたが、「仕事そのものがない」というより、東京や大阪と比べると、自分の経験を活かせる正社員求人の選択肢が狭いと感じた。

福岡市は政令指定都市の中で最も人口が増えている一方、求人の増加が追いついておらず、雇用の受け皿が不足している状況だと痛感した。

また、九州内では熊本県(1.47)、宮崎県(1.44)、大分・佐賀・鹿児島県(各1.38)などが福岡県を上回っており、長崎県(1.15)を除けば、福岡県は九州内でも求人倍率が低い県となっている。
これは時給や年収といった条件とは異なる傾向で、求職者にとっては選択肢が限られることになる。

そのため、福岡や九州への移住を検討している方は、転職活動が他地域よりも難しくなる可能性があることを念頭に置いておくべきだと思う。

一方で、転職活動をしていてコールセンター系の求人はかなり目についた。
話を聞くと結構大変らしい。

困った③男女観は独特な空気がある。


これは別記事でも書いたんだけど他の都市に比べて男女を強く意識している感じがある。
もし良ければ別記事も見てもらいたいんだけど。
なんだろう、言葉にしずらい。

なんかこう、昭和っぽい感じ。

意外だったこと

意外① 夏は日が沈むのがめちゃくちゃ遅い

福岡では日が長く感じられるのも大きな魅力。
夏至の時期は19時半を過ぎてもまだ明るい。
北海道出身の自分からすると、時計を見て「もうこんな時間?」となることが結構ある。

日本の中でも、日照時間が比較的長い地域として、活動的に過ごすことができるのは福岡ならではだと思う。
日照時間が長く太陽光を浴びるってことは、身体のビタミンDレベルが向上して
骨の健康や免疫機能の強化に役立つっていうし。

一応、日光浴を通じて得られる自然の光は気分を高揚させ、ストレスや不安感の軽減にも効果があるらしい。


福岡で働いていた前職では思いっきり円形脱毛症になったけど。

意外②福岡では岩田屋が強い

びっくりしたことで一番最初に来ることといえば
関西で「百貨店」って言えば、まず思い浮かぶのが阪急や大丸、高島屋。

その中でも阪急って、ちょっと“上品で高級”みたいなイメージがあって圧倒的なんだけど
福岡来たらその阪急が全然目立ってない。
というか、存在感めっちゃ薄い。

福岡の天神でメイン張ってるのは岩田屋(いわたや)っていう百貨店で、関西人からすると「誰?」ってなる。

けどこれが意外とちゃんとした百貨店で、ハイブランドも揃ってるし地元民の支持も厚い。
伊勢丹グループに属してて、福岡では「百貨店=岩田屋」って感覚みたい。

ほんと、ローカルの勢力図って引っ越してみないと分からんなと思った。

ちなみに博多駅にはちゃんと博多阪急がある。
ただ、関西で感じていた「阪急が街の中心に君臨している感」はかなり薄い。

意外③港町なのに普段は海を感じない

引っ越す前は「港町」ってイメージで海が近くて、シーサイドの景色が生活の一部にある…みたいな、ちょっと横浜とか神戸っぽい感じ想像してた。
でも実際住んでみたら、思ったよりは全然海を感じない。

博多湾があるし、志賀島とか海の中道とか、行けばちゃんと絶景はある。
でも日常生活の中で“海がそばにある感”はあんまりない。

福岡は、天神も博多もどっちかというと「内陸感」が強くて海が街の“アイコン”にはなってない感じ。

意外④福岡に全国チェーンが少ないというより、関西で当たり前にあった店が意外とない。

引っ越してきて地味に困ったのが、あの安定の全国チェーン店が少ないってこと。

特に関西で学生時代とか一人暮らししてた人は、「え?〇〇ないの?」ってなるシーン多いはず。
関西や関東だとどこにでもあるサイゼリヤ、意外と福岡には少ないしトリキもまだ少ない。

関西から来たばっかだとチファジャとか行きてぇって思ってた。


でもその代わりに、“福岡ローカル”の美味しい個人店との出会いも多いのが面白いとこ。
そのへんのギャップも、住み始めてからじわじわ効いてくる福岡生活のリアルかと思う。

実際うまくてやすい個人店が多いので決して「悪い点」ってわけではない。

余談:ガンダム好きには最高

福岡には「ガンダムベース福岡」という、ガンダムファンにとって最高のスポットがキャナルシティ内にある。
ガンプラ(ガンダムのプラモデル)や映画・アニメに登場したガンダムの展示を見ることができ、ガンダムに興味があるなら、福岡に住んでいることがとても嬉しく感じるはず。

とにかくそんなに趣味がない私の男友達はここで結構喜ぶ。

しかもそれだけじゃなく、ららぽーと中には「GUNDAM SIDE-F」というものがあって、
ガンダムベースが2つあるようなもん。


さらに、ららぽーと福岡にはGUNDAM SIDE-Fと実物大νガンダム立像まである。ガンダム好きとしては妙に恵まれている街だ。
これは前回別記事で書いたが「アジアの玄関口」として期待しているからなんだそう。

まとめ

というわけで、関西から福岡に引っ越してきて感じた「いいところ」「あれ?って思ったところ」「予想外の驚き」をいろいろ書いてきたけど、最終的に言えるのは、福岡って“慣れれば楽しい”街ってこと。

最初は阪急の存在感の薄さにショック受けたり、海の近くなのに海感ないとか、関西で馴染みだった店が意外となかったりとか。あと変なビジネス持ってくるやつとか。

まあまあギャップに戸惑う場面も多かった。でもその分、地元に根ざした良い店があったり、人が優しくて暮らしやすい空気があったり、“都会すぎず田舎すぎず”のちょうどいいサイズ感があったりしてなんやかんや、居心地がいい街。

福岡は、じわじわ好きになるタイプの街だと思う。

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