2025年4月18日から21日まで、Xiaomiの「Redmi Pad SE 8.7」がスプリングセールで通常価格から40%オフの9,980円で販売されるという話を聞き、これはもうレビュー記事を書くしかないと思いたったので書き留めておく。
クーポンを選択することで7000円オフとなる。
なぜなら私はこのタブレットを約半年間使ってきたから。使い倒してきたからこそ伝えられる良い点も悪い点も含めて、レビューしていく。
購入のきっかけ:iPad miniと迷ったけど…
このRedmi Pad SE 8.7を買ったのは、ちょうど今使ってるMacBook Airを購入する前で「iPad miniが欲しい!」と悩んでいた時期だった。
しかし「iPad買ったところで、どうせYouTubeとNetflixしか見なくない?」という問題があった。
私は基本的にデバイスを惰性で使いがちなタイプ。クリエイティブに使うわけでもなく、SNSと動画鑑賞ばかり理だった(パソコン購入までは)。なので、もし高額なiPad miniを買って使わなかったら…と思うと手が出せなかったのか正直なところ。
結構iPad買って使わなくなる人多いし。
そんな時に見つけたのが、Redmi Pad SE 8.7。「これを買って様子を見て、それでも欲しければiPad miniを買えばいい」と、試しの一台として購入したってわけ。
Xiaomi製品、正直ちょっと不安だった

Xiaomi製品を買うのはこれが初めて。正直、中国メーカーのイメージは「安いけどちょっと怖い」。爆発ニュースとか、アメリカの制裁とか、なんとなく不安があった。
でも半年使ってきて、その心配は杞憂だったと言っていい。発熱もないし、充電も問題なし。中国=安い=危ないというのは過去の話なのかもしれない。
今年初めに埼玉では店舗もオープンしているしスマホなどもXiaomiは最近すごい人気なんだよね。
Redmi Pad SE 8.7のスペック・特徴
早速なんだけど実際のスペックや特徴を紹介する
- 画面サイズ:8.7インチ(5:3アスペクト比)
- 解像度:1340×800ピクセル
- 画面占有率:約84.41%
- リフレッシュレート:最大90Hz対応
- サウンド:Dolby Atmos対応ステレオスピーカー+イヤホン端子
- OS:Android 14ベースのXiaomi Hyper OS
- メモリ:4GB(仮想メモリ最大4GB追加可)
- ストレージ:64GB/128GB(microSDXC 2TB対応)
- カメラ:背面800万画素、前面500万画素
- バッテリー容量:6,650mAh(急速充電対応)
- 動画配信サービス:Widevine L1対応(HD画質で再生可能)
- 価格:通常16,980円 → 今日からのスプリングセール価格9,980円
実際の使い心地:動画視聴にぴったりな一台
このタブレットの主な用途は「動画視聴」と「漫画・電子書籍」。それに特化しているといっても過言ではない。

画面サイズが大きすぎず小さすぎず、まさに「スマホだと小さいけど、iPadは重い」と感じる人にピッタリ。
しかもDolby Atmos対応のスピーカーがかなり良い仕事していて、NetflixやU-NEXTでの映画鑑賞もかなり満足度が高い。
ちなみに前回レビューしたドラマ「聖者の行進」もこのデバイスで全話視聴している。
枕元に置いてイヤホンつけずにそのまま聴いてもしっかり聞こえる。音の広がりもなかなか。

小説もこんな感じですらすら読めている。
弱点:ゲーム用途には不向き
搭載されているSoC(チップセット)はエントリークラスで、3Dゲームには完全に不向き。グラフィック処理の重いタイトルではカクついてしまう。

例えばNetflix内の昔の「グランド・セフト・オート(GTA)」を試しにプレイしてみたが、正直カクカクでプレイどころではなかった。ゲームを目的に買うなら、別のデバイスをおすすめ。
バッテリー性能と充電について

バッテリー容量は6,650mAh。これがなかなか優秀で、動画を見続けても一日余裕で持つ。
さらに急速充電にも対応していて、付属の充電器では10W、USB PD対応の充電器を使えば18Wの急速充電が可能。Xiaomiはこの辺に強いイメージで、スマホでも充電スピードが早いと定評がある。けど、バッテリー持ちが悪いって噂もある。
今の所私が使っているこのデバイスではそんなには感じていない。
OSやUIについて

私は普段iPhoneユーザーなんだけど、XiaomiのHyper OSはかなりAppleのUIに寄せている。初めてのAndroidだったけど、そこまで違和感はなく使えているのでXiaomiでよかったかなとも思える理由の一つ。
シンプルで使いやすく、設定項目も見やすいので初心者にも優しい印象。
iPad miniとの比較表
参考までに、比較的近い立ち位置のiPad mini(第6世代)とのスペック比較をしてみた。
項目 | Redmi Pad SE 8.7 | iPad mini(第6世代) |
---|---|---|
画面サイズ | 8.7インチ | 8.3インチ |
解像度 | 1340×800 | 2266×1488 |
リフレッシュレート | 最大90Hz | 60Hz |
SoC | Snapdragon 680 | A15 Bionic |
バッテリー容量 | 6650mAh | 約5124mAh |
価格(参考) | 9,980円(セール価格) | 78,800円(税込)〜 |
こう見ると「結構このデバイスも拮抗してないか?」とか思うかもしれないがそれはない。
流石にメモリがぜんぜん違うので動画編集等はできないデバイスだと思った方がいい。
動画や小説などの消費なら最高にあり
この価格でこの性能、正直びっくり。動画視聴や漫画読むだけの目的なら、これ以上にちょうどいい端末はない。
前にAmazonのKindle買ったけどぜんぜん使い道なかったもん。もっさりしすぎて。ただそれは感じない。
最近はこういった安めのタブレットも多いんだけどテキトーなの買うくらいならこのデバイスがお勧め。
あと、ケースは絶対これがいいと思う。めっちゃ便利

確かにゲームや高負荷な作業には向いていないんだけど、リビングや寝室に置いて気軽に使えるサブ端末としては非常に優秀。
こいつを購入してからは家でスマホ触ってる時間をだいぶ短くできた。(こいつ触ってたら意味ないんだけど)
iPad買おうか悩んでいるけど、使うかわからない…という人には、まさにこのRedmi Pad SE 8.7がピッタリだと思う。
俺ももう一個買ってベッド常設とキッチン常設に分けようかな。
コメント