PS4のゲームを寝転がってやりたい。
今回やりたかったのは、ほぼそれだけが目的。
PS Vitaのような携帯ゲーム機が好きなんだけど、当然PS4のゲーム全部をVitaで遊べるわけではない。
そこで思いついたのが、Redmi Pad SE 8.7をPS4の携帯ゲーム機みたいに使えないか?ということ。
Redmi Pad SE 8.7は8.7インチの小型Androidタブレット。
これにPS Remote Playを入れて、Bluetoothコントローラーを取り付ければ、見た目だけならかなり携帯ゲーム機っぽくなる。
実際にしばらく使ってみた。
結論から言うと、遊べる。
ただし、快適かと言われるとゲームによる。そして接続もそこまで安定していなかった。
428のようなサウンドノベルならかなり良い。
一方、アクションゲームでは遅延が気になる。
さらにRemote Play自体がちょいちょい切れることもあった。
今回は実際に使って分かった、その辺の良いところも微妙だったところもまとめてみる。
前回、このタブレットを別記事で紹介しているので気になる方は是非。
Redmi Pad SE 8.7をPS4の携帯機にしてみたかった
Redmi Pad SE 8.7を買った時、「このサイズならゲーム機としても使いやすそうだな」と思った。
というのも、PlayStation Portal リモートプレーヤーの画面の大きさは 8インチ。
ちょうど同じくらいのサイズ感で遊べるじゃん、という考えだった。

10インチクラスのタブレットになると、寝転がって持つには結構大きい。
その点8.7インチくらいなら、ギリギリ携帯ゲーム機っぽい。
そこでPS Remote Playをインストールして、PS4へ接続してみることにした。
Remote Play自体はタブレットだけでも操作できる。
ただ、あれでちゃんとゲームをする気にはならない。なので物理コントローラーも用意した。
使ったのがCowbox D9。
タブレットを左右から挟み込むタイプのBluetoothコントローラーで、取り付けるとかなりそれっぽくなる。

装着するとかなりPlayStation Portalっぽい。
ただ横にちょっと伸びていて、偽物感は否めない。
でも、これがやりたかった。
PlayStation PortalではなくRedmi Padを使った理由
まずこの端末を選んだ理由は以下の通り。
- 価格が安い(1万円台)
- 画面サイズがPSリモートプレイヤーと近い(8.7インチ)
- 動画視聴やネットブラウジングもできる
| 項目 | Redmi Pad SE 8.7+Cowbox D9 | PlayStation Portal |
|---|---|---|
| PS4リモートプレイ | ○ | × |
| PS5リモートプレイ | ○ | ○ |
| 画面サイズ | 8.7インチ | 8インチ |
| コントローラー | 別途必要 | 一体型 |
| ゲーム以外の用途 | 動画・Web・電子書籍など | 基本ゲーム用途 |
| 自分の使用経験 | あり | なし |
| 個人的な位置づけ | 安くPS4を携帯機化 | PS5向け専用機 |
PSリモートプレイヤーはゲーム専用の端末だが、Redmi Pad SE 8.7ならゲーム以外の用途にも使えるのでコスパが良いという算段。
まぁ、そもそもPlayStation5を持っていないとPlayStation Portalが使えないという、そもそもの問題があるんだけどね。
RPGのレベル上げや単純作業にも向いている
サウンドノベル以外でも、
- レベル上げ
- 素材集め
- マップ探索
- 簡単なサブクエスト
わざわざテレビをつけるほどでもないけど、「ちょっと進めたいな」という時に便利。
そう考えるとRemote Playって、ゲーム一本を最初から最後まで全部やるためというより、テレビでやるほどでもない作業を別の場所で進めるみたいな使い方の方が自分には合っていた。
「428」、「シルバー事件」などのサウンドノベル系は、まったく問題なし。
たまに接続は切れるけど、寝転びながらプレイできるタブレットの方が間違いなく快適。
これがサウンドノベルゲームのプレイでは最適解だとめっちゃ思った。
反応もスムーズで、多少のズレがあってもぜんぜん気にならない。個人的にはこの用途にベストだと感じる。
JUDGE EYESでは入力遅延がかなり気になった
逆に、アクションになると一気に評価が変わる。
『JUDGE EYES』を遊んでみたところ、戦闘では入力遅延が結構気になった。
ボタンを押して、ほんの少し遅れて反応する。
文字にすると大したことなさそうなんだけど、アクションゲームだとこの微妙な遅れが結構ストレスになる。
多少大雑把でも戦える喧嘩や剣のゲームなら、まだなんとかなる。
でもエイムが必要な銃撃戦や、反応速度が重要なゲームをRemote Playで本気でやるのは、自分の環境ではかなり厳しいと思った。
格ゲーなんかは絶対やりたくない。
ただし、ここは注意。
これはRedmi Pad SE 8.7そのものの性能だけが原因とは限らない。
Remote PlayはPS4側のネット回線、Wi-Fiルーター、タブレット側の通信環境などにもかなり左右される。
だから、「Redmi Pad SE 8.7は遅延するタブレットだ」とは言えない。
あくまで自宅の環境で使った時、自分は遅延を感じたという話。
接続自体も、正直そこまで安定していなかった
そして今回、長く使って一番気になったのはここ。
Remote Play自体がちょいちょい切れる。
ずっと問題なく遊べる日もある。
でも急に映像が止まったり、接続が切れたりすることもあった。
これも当然、自宅のネット環境が原因の可能性はかなりある。
ルーターとの距離だったり、Wi-Fiの混雑だったり、PS4側の接続だったり。
なので、「Redmi Padだから切れる」とは言えない。
ただ、自分が実際に使った感想としては、「めちゃくちゃ安定している」とは到底言えなかった。
ここは最初に試した時より、しばらく使ってからの方が印象が悪くなったところ。
サウンドノベルなら接続が一瞬不安定になっても大きな問題にならない。
でもアクション中に切れると普通に萎える。
だから結局、ゲームによって使い分けるようになった。
Cowbox D9は初期不良だった
今回使ったCowbox D9にも、ちょっとした事件があった。
届いてすぐ使ってみると、R1ボタンが押しっぱなしになる。
何をしても直らない。
この製品、Bluetoothの切り替え方法がややこしい。
○×△□のどれかを押しながらスタートボタンを押すことで、iPhone用・Android用・Switch用など切り替える仕様なんだけど、初期不良でR1ボタンが押されっぱなしになってしまい、希望の接続ができなかった。
完全に初期不良だった。
正直、「よく分からんメーカーのコントローラー買っちゃったな……」と思った。
ただ、意外だったのがその後。
メーカーサポートへ連絡して、不具合が分かる動画を送ったところ、かなり早く対応してくれた。
しかも新品を送ってくれることになり、色まで選ばせてくれた。結果として白と黒の2台になった。

製品自体は初期不良だったので手放しで褒められない。
外出先からのRemote Playは、さらに安定しなかった
PS Remote Playは同じ家のWi-Fiだけでなく、外出先からPS4へ接続することもできる。
これも試した。
ただ、自分の場合はこちらもあまり安定しなかった。
PS4をスタンバイ状態からうまく起動できなかったり、接続できても安定しなかったり。
設定はしていたつもりだけど、「外出先からいつでもPS4ができる!」という理想の環境にはならなかった。
これもネットワーク設定や自宅回線によるところが大きいと思う。
なのでRemote Play目的でRedmi Padを買う人は、「タブレットを買えば必ず快適になる」とは思わない方がいい。
むしろ家にあるスマホやタブレットで、一度Remote Play自体を試してから考えた方がいいと思う。
結論:PS4の携帯機化はできた。でも万能ではない
Redmi Pad SE 8.7とCowbox D9を使えば、PS4をかなり携帯ゲーム機っぽく遊べる。
実際、
428。
シルバー事件。
RPGのレベル上げ。
こういうゲームなら結構快適だった。
一方で、入力遅延が気になるアクションゲーム。
一瞬の操作が重要なゲーム。
接続が切れると致命的なゲーム。
こういうものにはあまり向いていない。
そしてRemote Play自体も、自分の環境ではちょいちょい切れた。
だから、「Redmi Pad SE 8.7を買えばPS4が完璧な携帯ゲーム機になる」とは言わない。
でも、PS4のゲームを寝転がって遊びたい。という自分の目的は、かなり達成できた。
428を寝転がってやるには最高。
JUDGE EYESのボス戦はテレビでやる。
たぶんこのくらいの使い分けが、一番ちょうどいい。
PlayStation Portalとはそもそも少し目的が違う
PS5にはRemote Play専用機としてPlayStation Portalがある。
画面とコントローラーが最初から一体になっているので、ゲーム用途だけ考えれば当然こちらの方が完成された製品だと思う。
ただ、自分はPortalを実際に使ったことがないので、遅延や接続安定性について比較することはできない。
そして今回やりたかったのは、最新のRemote Play環境を作ることではない。
家にあるPS4を、安い小型タブレットで寝転がって遊びたかった。
それだけ。
Redmi Pad SE 8.7ならYouTubeや電子書籍などにも使えるし、ゲームをしなくなっても普通のAndroidタブレットとして残る。
自分の場合は、そういう雑な使い方の方が合っていた。
今はiPad mini 6もあるので、そっちでも試してみたい
ちなみに現在はiPad mini 6も持っている。
8.3インチなので、サイズ的にはRedmi Pad SE 8.7とかなり近い。
今のところPS4 Remote Playをちゃんと比較するほど使い込んではいない。
ただ、これは今後試してみたいと思っている。
もしiPad mini 6では安定するなら、「Redmi Pad側の通信性能にも多少差があった」可能性が出てくる。
逆にiPad miniでも同じように切れるなら、ほぼ自宅のネット環境が犯人。
この辺は実際に使ってみないと分からない。
装着するとこんな感じでだいぶPS5のリモートプレーヤーに似るんだけど、ちょっと横に伸びてしまって偽物感は否めない。

