(画像は松竹リターン・トゥ・サイレントヒルより)PR:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。
※この記事は前半がネタバレなし、後半が映画と原作ゲーム『SILENT HILL 2』のネタバレを含む感想・考察です。
『リターン・トゥ・サイレントヒル』を観た。
海外ではかなり酷評されているらしく、Rotten Tomatoesの批評家支持率は18%。
Filmarksでも2.8点と、決して評価は高くない。
そんな前評判を聞いていたので、それなりの覚悟をして観始めたんだけど……。
思ったほどひどくなかった。
いや、面白かったわけではない。
CGはひどいし、原作からの改変にも疑問が残る。ホラー映画なのに怖くないし、演出にも首をかしげるところがある。
じゃあ良い映画だったのかと聞かれると、それも違う。
ただ、ここまで叩かれるほどの映画か?とも思う。
というのも、僕は2006年の映画『サイレントヒル』が結構好き。
原作ゲーム『2』もプレイしたことがある。もっとも、怖くて途中でやめてしまい、結末はゲーム実況などで知った程度なので、熱心な原作ファンとは言い難い。
それでも、またあの霧に包まれた街を映像で見られたのは嬉しかった。
今回は映画そのものの出来に加えて、なぜ原作から大きく改変されたのか、同じクリストフ・ガンズ監督による2006年版と何が違うのかについても考えてみたい。
『リターン・トゥ・サイレントヒル』とは?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原題 | Return to Silent Hill |
| 製作年 | 2026年 |
| 監督 | クリストフ・ガンズ |
| 主演 | ジェレミー・アーヴァイン |
| 共演 | ハンナ・エミリー・アンダーソン |
| 原作 | KONAMI『SILENT HILL 2』 |
| 上映時間 | 106分 |
| 日本国内配信 | Prime Video |
2006年の実写映画『サイレントヒル』を手掛けたクリストフ・ガンズ監督が、約20年ぶりにシリーズへ復帰。
今回の原作は、2001年にPlayStation 2で発売され、2024年にはリメイク版も登場した『SILENT HILL 2』だ。
物語の主人公は、亡くなった妻メアリーを忘れられずにいるジェイムス。
ある日、死んだはずのメアリーから一通の手紙が届く。
そこには、かつて二人が訪れた街、サイレントヒルで待っていると書かれていた。
ジェイムスは彼女を探すため、霧に包まれた街へ足を踏み入れる。
しかし、そこには異形のクリーチャーたちが徘徊していた。
ネタバレなし感想|とにかくCGがひどい
最初に言っておくと、映像に関しては擁護できない。
特にひどいのが、序盤から中盤にかけての霧の世界だ。
サイレントヒルといえば、視界を遮る濃霧と、そこに何かが潜んでいるような不気味さが魅力の一つ。
なのに今回、その肝心の霧が妙に嘘くさい。
もちろん霧だけではない。
序盤からクリーチャーが登場するんだけど、CGによる加工がかなり目立つ。
さらに問題なのが逃走シーン。
なぜかカメラを大きく動かしながら、CGを多用した場面を見せてくる。
これが余計に不自然さを際立たせてしまう。
CGの出来が悪いなら、せめて目立たないように撮ればいいのに。
実際のところ、CGを使っていない部分までCGに見えてしまうくらい、画面全体の質感が気になった。
ただし、終盤は印象が少し変わる。
映画の終盤45分ほどは、サイレントヒルおなじみの錆びついた裏世界が中心になる。
こちらは個人的にそこまで悪くなかった。
決して映像が素晴らしくなるわけではないんだけど、霧の世界に比べれば違和感が少ない。
クリーチャーの造形自体も悪くない。
ゲームに登場しないものもいるが、サイレントヒルらしい異形のデザインにはなっている。
デザインは良い。でも映像への落とし込み方が悪い。
そんな印象だった。
20年前の『サイレントヒル』のほうが霧が自然だった
実は今回の映画を観たあと、気になって2006年版を見直した。
同じ監督なのだから、霧の描写がどれほど変わったのか確かめたかったのだ。
結果は、2006年版のほうが自然だった。
間違いなく。
もちろん2006年版もCGを使用している。
それでも、霧に包まれた街の空気感や、建物と霧が馴染んでいる感じは20年前の映画のほうが良い。
映像技術は進歩しているはずなのに、なんでこうなったんだろう。
ちなみにガンズ監督は2026年のインタビューで、今回はジェイムスの不安定な心理を表現するため、前作とは異なるカメラワークを採用したと説明している。
2006年版では滑らかで整った映像を重視していたが、今回は手持ちカメラなどを使って、より主観的な世界を描こうとしたそうだ。
狙いはわかる。
ただ、CGの粗さが気になる作品でこれをやると、かえって悪目立ちしてしまう気がする。
僕には少なくとも、20年前のほうがうまく撮れているように見えた。
ホラー映画としては怖くない
原作の『サイレントヒル2』は、実はクリアしたことがない。
理由は単純で、怖かったから。
結局、途中でやめてしまった。
だから怖さに関しては、原作への思い入れもある。
ところが今回の映画は、ほとんど怖くない。
クリーチャーたちは次々に現れるし、ジェイムスも逃げ回る。
でも、画面の不自然さが気になるうえに、逃走劇の見せ方もあまりうまくない。
病院に入ってすぐのところには、唐突なジャンプスケアまである。
あれは何だったんだろう。
その場面で驚かせる意味がよくわからなかった。
個人的には、本作は心理ホラーというよりも、考察要素を含んだモンスターパニック映画に近いと思う。
変な街に入って、怪物から逃げて、少しずつ真相を知っていく。
それ自体は映画として成立しているけれど、原作をプレイしたときのような恐怖は感じられなかった。
海外での評価はかなり厳しい
海外での評価を調べてみると、確かに相当厳しい。
2026年10月20日時点で、主なレビューサイトの評価は以下のとおり。
| サイト | 評価 |
|---|---|
| Rotten Tomatoes・批評家 | 18% |
| Rotten Tomatoes・観客 | 27% |
| Metacritic・批評家 | 34/100 |
| IMDb | 4.0/10 |
| Filmarks | 2.8/5 |
※Rotten Tomatoesの数値は肯定的なレビューの割合であり、平均点ではありません。
主な批判は、映像の安っぽさ、原作の心理描写の弱さ、脚本のまとまりのなさ、恐怖演出の不足など。
まあ、わかる。
ほとんど同意できる。
ただ、比較的好意的な批評もある。
海外の映画メディアLittle White Liesは、原作ゲーム特有のぎこちなさや夢のような雰囲気を再現している点を評価している。
また、RogerEbert.comの批評では、もともと2006年版を好きだった人なら、今回も楽しめる部分があるという趣旨の評価がされていた。
僕も2006年版が好きなので、そちらの感覚には多少近いのかもしれない。
とはいえ、映画の完成度を考えれば酷評されている理由もよくわかる。
ここからは、原作との違いを含めて話したい。
『リターン・トゥ・サイレントヒル』の配信はどこで見られる?
2026年10月20日時点で確認できた日本国内の配信情報はこちら。
| 作品 | 配信サービス | 配信形態 |
|---|---|---|
| リターン・トゥ・サイレントヒル(2026) | Prime Video | 独占見放題 |
| サイレントヒル(2006) | U-NEXT,Prime Video | 見放題 |
| サイレントヒル:リベレーション(2012) | U-NEXT,Prime Video | 見放題 |
※配信作品や見放題の対象は変更されることがあります。視聴前に各サービスの作品ページをご確認ください。
新作『リターン・トゥ・サイレントヒル』は、2026年5月15日から日本のPrime Videoで独占見放題配信が開始された。
日本語吹替にはゲーム『SILENT HILL 2』の声優陣が参加している。
今回の映画を強くおすすめするわけではないけど、評判ほどひどい映画なのか気になる人は、実際に確認してみるのもいいと思う。
現在の配信状況は各動画配信サービスでご確認ください。
※配信状況は変更される場合があります。
また、2006年版と2012年版はU-NEXTでも見放題配信されている。
2006年版を未見の人には、個人的にはむしろこちらを観てほしい。
現在の配信状況は各動画配信サービスでご確認ください。
※配信状況は変更される場合があります。
ここからネタバレあり
以下、映画の結末、原作ゲーム『サイレントヒル2』との違い、登場人物の正体まで触れます。
原作『2』はジェイムスの内面を描く物語だった
ここからが今回、一番引っかかったところ。
原作『サイレントヒル2』のジェイムスは、亡くなった妻メアリーから届いた手紙をきっかけにサイレントヒルへ向かう。
しかし、物語を進めていくと、彼自身がメアリーを殺していたことが明らかになる。
重要なのは、その動機だ。
病気で苦しむ妻を解放したかったという愛情がある一方、自分も介護や苦しみから解放されたいという身勝手さがあった。
つまり、ジェイムスは一方的な被害者ではない。
その罪悪感や抑圧された感情が、サイレントヒルの異常な世界と結びついている。
わかりやすい例を挙げるなら、映画『8番出口』のように、現実の空間が主人公の内面を映し出すという構造に近い。
もちろん、『サイレントヒル2』の街そのものが全部ジェイムスの妄想というわけではない。
街には街の不可思議な力があり、訪れた人間の心によって異なる姿を見せる。
ここが重要だった。
映画版のジェイムスは、そもそもそこまで悪い奴なのか?
今回の映画で大きく変更されたのが、メアリーの過去だ。
映画ではメアリーが教団に深く関わる人物として描かれ、父親や教団の存在が悲劇の原因になっている。
病気や死の背景にも、教団の儀式や薬物が絡んでいる。
これ、ぶっちゃけ教団と父親の問題じゃないか。
ジェイムス自身も最後には手を下している。
だから罪がないわけではない。
でも、原作にあった自分勝手さや、妻から解放されたいという欲望はかなり薄くなっている。
もともとは、ジェイムスの中にある矛盾した感情を描いた話だったはずなのに、今回は教団によって人生を狂わされた男女の悲劇に近くなっている。
そうなると、サイレントヒルで自分を罰する意味も変わってしまう。
この映画、ジェイムスの罪を描きたいのか。それとも教団に引き裂かれた恋人たちの話を描きたいのか。
観ている途中で、だんだんわからなくなってしまった。
マリアと三角頭は、本来もっと重要な存在だった
原作におけるマリアは、メアリーにそっくりな女性だ。
ただ、性格や服装はメアリーと異なる。
彼女はジェイムスにとって都合のいい理想の女性であり、自分の犯した罪から逃れるための存在でもある。
そして三角頭。
あの怪物は単にジェイムスを襲う敵ではない。
ジェイムス自身の処罰願望を具現化した存在だ。
だから、三角頭が何度もマリアを殺すことには意味がある。
ジェイムスが自分に都合のいい幻想へ逃げ込もうとしても、それを許さない。
「お前はそんなところへ逃げていい人間じゃないだろう」
自分自身が自分を罰しているわけだ。
ところが今回の映画は、ジェイムスの罪が原作ほど強く描かれていない。
にもかかわらず、マリアも三角頭も原作に近い形で登場する。
一応、最後にはジェイムスの罪と結びつくんだけど、そこに至るまでの積み重ねが弱い。
原作の象徴を残したのに、その象徴が成立する理由を薄めてしまった。
これが今回の映画で一番もったいないところだと思う。
アンジェラ、エディー、ローラは何だったのか
今回、原作を知っていると特に違和感があるのが、ジェイムス以外の登場人物だ。
アンジェラは本来、別の地獄を抱えた人物
原作のアンジェラは、父親から虐待を受け、父親を殺した過去を持つ女性。
彼女も自分自身の苦しみを抱えてサイレントヒルを訪れている。
だから彼女の見ている世界は、ジェイムスの見ているものとは異なる。
原作の終盤で炎に包まれた階段が登場するのも印象的だ。
彼女には彼女自身の地獄がある。
ところが映画では、アンジェラがメアリーの別の側面を表すような存在として描かれている。
実際にアンジェラとメアリーは同じ女優が演じている。
この時点で、原作とはかなり違う役割になっている。
エディーはほとんど意味がない
原作のエディーは、容姿を理由にいじめられていた青年。
しかし、次第に暴力を正当化するようになり、ジェイムスとは違う形で罪を抱える人物として描かれている。
ジェイムスとの対比としても意味がある。
映画ではその背景がほぼ省略され、顔見せに近い役割になってしまっている。
ローラは原作では普通の少女だった
そしてローラ。
原作ではメアリーと病院で親しくなった少女で、ジェイムスと同じように彼女を探している。
重要なのは、ローラにはクリーチャーが見えていないこと。
彼女はジェイムスのような罪を抱えていないため、街を異なる姿で見ている。
つまり原作のサイレントヒルは、登場人物それぞれの内面によって姿を変える場所なのだ。
ところが今回の映画では、ローラもメアリーの過去や幼少期を表す存在として扱われている。
これではアンジェラもエディーもローラも、原作とは違う意味を持つことになる。
もちろん映画化に伴う改変そのものは悪くない。
ただ、それぞれ独立した過去を持っていた登場人物たちを、メアリーの物語へまとめてしまったことで、街の奥行きが失われてしまったように思う。
監督はなぜ教団を持ち込んだのか?
実は今回、監督や製作関係者のインタビューを調べてみると、この大幅な改変にも意図があったことがわかった。
2026年2月のインタビューで、シリーズの音楽を手掛ける山岡晃は、映画に教団の設定を持ち込んだ理由を説明している。
それによると、原作『2』やサイレントヒル自体を知らない映画観客にも、シリーズの世界観を理解してもらいやすくするためだったという。
つまり、監督が教団を持ち込んだのは、原作を知らなかったからではない。
意図的な変更だったわけだ。
さらに山岡は、メアリー、マリア、ローラをより強く結びつけるアイデアについて、原作ゲーム製作時にも検討したことがあったと語っている。
これは意外だった。
また、ガンズ監督自身もインタビューで、『サイレントヒル2』をロマン主義的な恋愛物語として捉えていると語っている。
死んだ妻を取り戻すために冥界へ向かう、ギリシャ神話のオルフェウスに重ねているそうだ。
なるほど。
監督は原作の罪と罰の構造を知らなかったのではなく、ジェイムスとメアリーの悲恋をより前面に出したかったのだろう。
ただ、その変更が良かったかは別問題だ。
原作の重要な人物を削ったり、設定をまとめたりすること自体は理解できる。
ゲームでは主人公を操作できるし、無口なジェイムスの心情もプレイヤー自身が補える。
でも映画ではそうはいかない。
だからジェイムスに職業や過去を与えることは、映画化の方法として間違っていないと思う。
ただ、ジェイムスの罪を薄める必要まであったのか。
ましてや原作の登場人物が存在する意味を変えてまで、教団を大きく扱う必要があったのか。
そこは疑問が残る。
初代『サイレントヒル』(2006)は、なぜ好きなのか
こちらも原作ゲームからは大幅に改変されている。
それでも今回よりうまくまとまっていたように思う。
2006年版では、サイレントヒルは最初から異常な街として存在している。
アレッサの悲劇と教団の存在があり、その結果として街が奇妙な姿になっている。
つまり、教団の物語とサイレントヒルという街の異常さが、最初から結びついていた。
今回も同じガンズ監督なので、自分が映画で描いてきたサイレントヒル像を引き継ぎたかったのではないか、とも感じた。
ただし、監督は本作が2006年版の直接的な続編ではないと説明している。
あくまで同じ世界観の解釈が残っているように感じた、という話だ。
そして今回の原作である『2』は、教団が物語の中心ではない。
そこで無理に教団を中心に据えると、ジェイムス個人の物語と、街そのものの怪異がうまく噛み合わなくなってしまう。
原作の設定を変更するのが悪いわけではない。
実際、僕は2006年版が好きなんだから。
問題は、改変することで何を失い、代わりに何を得たのかだと思う。
今回はそこに見合うほどの面白さが生まれなかった。
結末は一応まとめた。でもあのハッピーエンドは何なんだ
ここまでかなり不満を書いてきたけど、終盤のまとめ方はそこまで悪くなかった。
正直、教団の話が中心になってきたあたりで、もうジェイムスの罪という設定そのものをなくしたのかと思っていた。
でも、そこは最後にちゃんと拾っている。
ジェイムスが自分の行為を認め、メアリーとの関係にも決着をつける。
原作の重要な部分を完全に捨てていたわけではなかった。
ただ、そのあとの結末がよくわからない。
湖へ向かう描写から、二人の出会いを思わせる場面へ戻っていく。
救済なのか、やり直しなのか、ジェイムスが最後に見ている幻想なのか。
一見するとハッピーエンドのようにも見える。
原作には複数のエンディングがあり、その中にはジェイムスが湖へ沈む「In Water」という結末も存在する。
監督はインタビューで、このエンディングから強く影響を受けたことを明かしている。
だから湖へ向かう結末には納得できる。
でも、そのあとに何か救いを与えようとしたことで、罪と向き合う物語としては少しぼやけてしまった。
物語に決着はつけている。
けれど、それでジェイムスが救われていいのかは、また別の話だと思う。
監督には『3』『4』も映画化してほしい
これだけ不満を書いておいて何なんだけど、個人的には今後もガンズ監督にサイレントヒルを映画化してほしい。
それも、できれば『3』と『4』。
もちろん教団を中心に据えて。
『3』は初代の物語とのつながりが強く、教団も重要な役割を持っている。
『4 THE ROOM』にも教団に関係する設定がある。
だから、ガンズ監督が作り上げてきたサイレントヒル像とは、むしろそちらのほうが相性がいい気がする。
実際、監督自身も2026年のインタビューで、次に映画化したい作品として『4 THE ROOM』を挙げている。
今後実現するかどうかはわからないけど、これはちょっと楽しみだ。
もちろん、次はもう少しCGを頑張ってほしい。
せめて20年前の霧には勝ってほしいところである。
総評|面白くはない。でもサイレントヒル好きならみて損はない
『リターン・トゥ・サイレントヒル』は面白い映画だったか。
そう聞かれたら、僕は面白くなかったと答える。
CGはひどいし、ホラーとしても怖くない。原作の設定を改変したことで、登場人物たちの存在意義も薄くなっている。
ただし、クリーチャーの造形は悪くなかった。
終盤の錆びた世界も、序盤の霧の世界に比べれば見られたし、最後にはジェイムスの罪を拾って、一応の決着もつけている。
だから、すべてが駄目だったとも思わない。
そして何より、僕はサイレントヒルが好きなのだ。
2006年版も好きだし、原作ゲームも怖くてクリアできなかったくせに、今でも印象に残っている。
久しぶりに映画になったサイレントヒルを観られた。
あの霧の世界も、錆びついた世界も、異形の怪物たちも。
それだけで多少嬉しかった。
だから映画そのものの評価だけでなく、その喜びも含まれている。
原作の再現度だけで映画を評価するつもりはない。
むしろ原作を大きく改変した2006年版が好きだからこそ、今回の映画にももっと面白いものを期待していた。
結果として、それには届かなかった。
それでも、前評判から想像していたほどの駄作でもなかった。
面白くはない。
でも、サイレントヒルが好きだから観られた。
僕にとっては、そんな映画だった。
『サイレントヒル』シリーズを配信で観るなら
今回の映画を観て興味を持った人には、ぜひ2006年版も観てほしい。
同じ監督が20年前に描いたサイレントヒルの世界と、今回の作品を見比べてみるのも面白いと思う。
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※配信状況は変更される場合があります。
