独り言コラム

美容師を副業にして異業種へ転職した話|本業を辞めずに残した理由

zenzen

1994年北海道出身、福岡在住。美容師しながら映画・ゲーム・ガジェット・暮らしを実体験ベースで書いています。
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8年近く美容師として働いたあと、私は美容師を「副業」にした。

よくある副業といえば、会社員をしながらブログ。
会社員をしながらYouTube。

みたいなものだと思う。

私は逆だった。
今まで本業だった美容師を副業にして、別業種の会社員になった。

美容師を完全に辞めたわけではない。
予約が入った日にお客さんを担当しながら、平日は別の仕事をする。

言ってしまえば、本業と副業の席を入れ替えた。

最初は少し中途半端な感じもした。

でも数年続けてみると、私にはこのやり方が結構合っていた。

今回は、美容師を辞めずに別業種へ転職した理由と、実際にやってみてどうだったのかを書いてみる。

なぜ美容師を辞めずに異業種へ転職したのか

別に美容師が嫌いになったわけではなかった。
むしろ今でも美容師は好き。

ただ20代の終わり頃、「このままずっと同じ働き方でいいのか?」と考えるようになった。

当時、美容師としての年収は約220万円。

もちろん美容師全員がこのくらいという話ではない。

店、地域、指名数、働き方で収入は全然違う。

ただ、当時の私は長く働いても収入がなかなか増えず、将来を考えると少し不安だった。

独立する。
業務委託になる。
地元へ帰る。
美容師を続けるなら色々な選択肢がある。

でも私は、一回、全然違う仕事をやってみたかった。

だから異業種への転職を考えた。
ただし、美容師まで全部捨てる必要はない。

免許もある。
技術もある。
担当してきたお客さんもいる。

だったら、美容師を細く残したまま、別の仕事を本業にすればいい。

そう考えた。

美容師は面貸しで続けることにした

転職後は、美容室へ毎日出勤する働き方をやめた。
場所を借りて、自分のお客さんの予約が入った日にだけ美容師をする。

いわゆる面貸しに近い働き方。
今まで週5日、週6日やっていた美容師を、月に数日程度まで小さくした。

美容師を辞めたわけではない。

でも本業でもない。

なんとも説明しづらい。

「仕事何してるの?」と聞かれると少し面倒になった。

会社員しながら美容師もしてます。

大体これで終わらせる。

履歴書もだいぶ散らかった。

美容師を副業にしたら収入源が2つになった

最初に異業種へ転職したのはIT系だった。

美容師時代の年収が約220万円。

IT系で会社員をしていた頃は、年収350〜400万円くらい。

そこに美容師としての収入が少し加わるようになった。

別に、「副業で月100万円!」みたいな話ではない。

そんなことはない。

でも、

会社員としての給料。
美容師としての売上。

収入源が二つあるのは思ったより安心感があった。

会社員側で何かあっても、美容師が完全にゼロではない。
逆に美容師一本で将来に不安を感じても、会社員として働いた経験がある。

副業というと、「月いくら稼げたか」ばかり注目されるけど、俺の場合は金額以上に、逃げ道が一つ増えたという感覚の方が大きかった。

異業種へ転職しても、美容師経験は意外と無駄にならなかった

美容師からIT系。
文字だけ見ると、ほとんど関係がない。

俺もそう思っていた。
でも別業種で働くと、
資料を作る。
文章を書く。
数字を見る。
Webについて知る。
仕事を仕組み化する。

美容師だけをしていた頃には触れなかったものを覚えた。

その後さらに仕事を変えて、現在はSNSや採用に関わる仕事もしている。

美容師。
IT。
SNS。
採用。

見事に散らかっている。
でも意外とつながっている。

美容師も結局、人と話す。
相手が何を求めているか考える。
自分を選んでもらう。
集客する。

という仕事でもある。

別業種へ行ったことで美容師経験が無駄になったのではなく、

美容師経験の使い道が増えた。

今はそんな感覚に近い。

「美容師に戻れる」という安心感もある

美容師の強みの一つは、国家資格と技術が残ることだと思う。
もちろん何年も完全に離れれば、技術は鈍る。

流行も変わる。

一度美容師になれば、いつでも簡単に戻れるという話ではない。

でも俺の場合は、少人数でもお客さんを担当し続けている。

だから、美容師としての糸が切れていない。
これは結構大きい。

会社員の仕事を辞めることを考えた時も、

「最悪、美容師がある」と思える。

逆に美容師だけをしていた頃より、他業種へ行くハードルも下がった。

片方だけに人生を全部乗せていない。

それだけでも気持ちはかなり違う。

本業を副業にするデメリットもある

もちろん、いいことだけではない。

平日は会社員。
休日は美容師。

予約を詰めすぎれば、普通に休みがなくなる。

税金や経費の管理も必要。
美容師なら道具代もかかる。
場所を借りれば利用料もかかる。
お客さんとの連絡も自分でする。

会社員として働くなら、会社の副業ルールも確認しないといけない。

結局、仕事を二つしていることには変わらない。

俺の場合、美容師を副業にした理由の一つは、働き方に余白を作るためだった。

だから美容師側まで予約をパンパンにして、

会社員+美容師で休みゼロ。

となったら本末転倒だと思っている。

新しい副業を探すより、今の仕事を小さく残す方法もある

副業というと、新しいことを始めるイメージが強い。

ブログ。
YouTube。
動画編集。
物販。

色々ある。

でも専門職や技術職の場合、

今までやってきた仕事自体を副業サイズにする

という選択肢もある。

美容師なら面貸し。
カメラマンなら休日だけ撮影。
デザイナーなら個人案件。
エンジニアなら業務委託。

もちろん職種によってできる、できないはある。

ただ、

転職する=今までの仕事を全部捨てる

と考えなくてもいい。

俺は美容師を細く残したことで、別業種へ行きやすくなった。

そして別業種を経験したことで、美容師を見る目も少し変わった。

結果、美容師を副業にしてよかった

今振り返ると、美容師を完全に辞めなくてよかった。
と思っている。

美容師しか知らなかった自分が、別業種で会社員を経験した。
IT系の仕事もした。
SNSや採用に関わる仕事もするようになった。

それでも美容師は残っている。

何か新しいことを始める時、それまでやってきたものを全部捨てなくてもいい。

特に専門職なら、今の仕事を細く残したまま、一度別の世界へ行ってみる。

そんな働き方もある。
俺の場合、それが美容師だった。

相変わらず、「結局何の仕事してる人なの?」と聞かれると説明が長い。

でもまあ、人生まで履歴書みたいに綺麗に一列に並んでなくてもいいでしょう。



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一応今回の記事は、私の働き方を紹介する【自己紹介】も兼ねているんだけど
一番に伝えたかったのは「この人ちょっと変わってて面白そうだな」と思ってもらえたら何より。

ちなみに美容系の記事はNoteで書いていこうと思っているのでもし興味がある方はそちらもよろしく。

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