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AirPods Max 2を買った。
新古品で56,000円
結論から言うと、めちゃくちゃ気に入っている。
音質もいい。ノイズキャンセリングも優秀。Apple製品との接続も便利。
ただ、俺が一番気に入っているのはそこじゃない。
デザインと操作性だ。
ヘッドホンなんだから音が良ければいいじゃないか、という考え方もあると思う。
でも、俺にとってAirPods Max 2は単に音楽を聴くための道具じゃない。
身につけたくなるし、触っていて気持ちがいい。
そういう製品なのだ。
とはいえ、Apple公式価格は89,800円。
ヘッドホンに約9万円。
新品でも買うかと聞かれたら、正直無理だ。
リボ払い案件である。
今回は中古で購入したAirPods Max 2を実際に使って分かった魅力と不満点を、以前から所有しているSONYのWF-1000XM4やDyson Zoneとも比較しながら書いていきたい。
さらに、初代AirPods Maxとの違いや、国内外の専門媒体の評価、中古で購入するときの注意点についても紹介する。
AirPods Max 2を中古で購入した結論|56,000円なら大満足
まずは実際に使ってみた感想をまとめておく。
| 評価項目 | 実際に使った感想 |
|---|---|
| デザイン | 大満足。特にミッドナイトが好き |
| 操作性 | 物理ボタンとDigital Crownが使いやすい |
| 音質 | ボーカルが聞き取りやすく、かなり好み |
| 低音 | 重低音を強調するタイプではない印象 |
| ノイズキャンセリング | WF-1000XM4と同等か少し上くらい |
| 外部音取り込み | 非常に自然 |
| 空間オーディオ | 映画鑑賞で想像以上に感動した |
| 会話感知 | コンビニでは便利。自宅では少し面倒 |
| 通話 | 相手から声が自然に聞こえると言われた |
| カメラリモート | 写真・動画とも動作確認済み |
| 重量 | 個人的にはあまり気にならない |
| バッテリー | 映画を約2時間観て10%減 |
| 購入満足度 | かなり高い |
※個人の使用感です。音質やノイズキャンセリングは測定機器を使って比較したものではありません。
気になるところもあるけど、買って後悔したことは今のところない。
むしろ、使うほど気に入っている。
福岡・天神の電気屋で試着したときから欲しかった
AirPods Max 2が欲しくなったきっかけは、福岡・天神の電気屋で試着したことだった。
以前の記事にも書いたけど、俺は大きなヘッドホンを装着したとき、イヤーカップが頭から横方向にボコッと張り出して見えるのがあまり好きじゃない。
でもAirPods Maxは、実際に装着すると、思っていたほど横に出っ張らない。
このシルエットがかなり好きだった。

そしてもう一つ、感動したのがノイズキャンセリング。
ボタンを押した瞬間、周囲の音がスッと消える。
これが妙に気持ちいい。
今どきノイズキャンセリングを搭載したヘッドホンなんて珍しくない。
それでも、物理ボタンを一度押すだけで周囲の音が切り替わる、あの操作感が良かった。
音が良いとか悪いとか以前に、触っていて気持ちいい。
あの時点で、もう結構欲しくなっていたのだと思う。
問題は値段だけだった。
購入前には新品と中古の価格を散々調べていて、別の記事にもまとめている。
あれだけ「まだ買わない」と言っていたのに、結局買ってしまった。
人間は欲深い。
中古56,000円で購入。状態は良かったが、ちょっとしたトラブルもあった
購入したのはAirPods Max 2のミッドナイト。
モデル番号はA3454。
中古価格は56,000円だった。
Apple公式価格89,800円と比較すると、33,800円安い。
もちろん新品と中古なので、条件は同じではない。
それでも、この価格差は大きい。
ちなみに今では中古ショップでも結構安くなっている。

もちろん傷や箱があるか等は確認しないとわからないけど…
それでも俺の元に実際に届いた商品はかなりきれいだった。
イヤークッションやヘッドバンドにも目立つ使用感がなく、個人的には満足できる状態だった。
ただし、一つ気になることがあった。
箱と本体のシリアル番号が違っていた
購入後、箱と本体のシリアル番号を確認してみた。
すると、一致していなかった。
いや、怖い。
中古とはいえ56,000円である。
そこでAppleの保証情報を確認してみた。
調べたところ、箱に記載されていたシリアル番号は故障による返品品として扱われていた。

一方、実際に届いた本体のシリアル番号では保証が有効になっていた。

元の持ち主が一度故障かどうか確認するためにAppleに預けたところこいつが帰ってきたらしい。
故障時に本体だけ交換されたんじゃないかなと思う。結構あるらしいし。
ただ、あくまで推測だ。
少なくとも、手元の本体については保証状況を確認できた。
さらに、iPhoneでもAirPods Max 2として認識され、会話感知やカメラリモートなどの機能も実際に動作している。
とはいえ、Appleの保証確認で情報が表示されたからといって、それだけで本物だと断定できるわけではない。
中古購入では、複数の情報を合わせて確認した方がいいと思う。
USB-Cケーブルも欠品していた
もう一つ、USB-Cケーブルが付属していなかった。
Smart Caseは付いていたけど、ケーブルは欠品。
AirPods Max 2はUSB-Cによる有線接続にも対応していて、対応環境ではロスレスオーディオを楽しめる。
ただ、俺はまだ有線接続を試していない。
ケーブルを用意してから改めて検証するつもりなので、今回はBluetoothで使用したレビューとして読んでほしい。
ロスレス再生については別記事にまとめたいと思っている。
デザインは大満足。ミッドナイトの微妙な青みがいい
AirPods Max 2の魅力として、まず挙げたいのがデザインだ。
特に今回購入したミッドナイト。
これが本当にいい。
黒なんだけど、真っ黒ではない。
少し青みがあって、光の当たり方によってネイビーっぽく見える。
初代AirPods Maxのスペースグレイは、どちらかというとグレー寄りの黒という印象だった。

一方、ミッドナイトは青みを含んだ黒。
俺はこっちの方が好きだ。
ただし、ミッドナイトというカラーが登場したのはAirPods Max 2からではない。
2024年に発売された初代USB-Cモデルでも採用されている。
つまり、中古でミッドナイトを見つけたからといって、第2世代とは限らない。
ここは注意してほしい。
格好いいからケースを付けたくない。でも傷は怖い
AirPods Max 2を使い始めてから、ちょっと困ったことがある。
傷が怖い。
別に傷が付きやすいと感じているわけではない。
でも、妙に気を使ってしまう。
スマホだったら普通に保護ケースを付ければいい。
ところがAirPods Max 2は、その外観自体を気に入って購入している。
せっかく格好いいのに、保護カバーを付けて見た目を変えてしまうのもなぁ、と思う。
だから付けたくない。
でも裸のままカバンに入れるのはもっと怖い。
結局、休日の徒歩移動やカフェでは、そのまま身につけていることが多い。
邪魔になったら頭に装着する。
外したときは机に置く。
自宅では付属のSmart Caseに収納しているけど、外出時には基本的に持っていかない。

このSmart Caseから出す時にお互いのカップ部分が「カコンッ」って当たるのよね。
それが一番怖い。
それでも格好いいからケースを付けたくない。
でも格好いいから傷を付けたくない…
なんなんだ、この面倒くさい物体は。
さすがに毎回カバンへ収納できないのは不便なので、今後は持ち運び用の別のケースを購入する予定だ。
音質よりも気に入っているのが操作性
実は音質以上に気に入っているのが操作性だ。
AirPods Max 2には、音量調節などに使うDigital Crownと、リスニングモードを切り替える物理ボタンがある。

Digital Crownを回せば音量が変わるし、押せば再生や停止などを操作できる。
そしてリスニングモードボタンを押すと、ノイズキャンセリングと外部音取り込みが切り替わる。
これが本当に使いやすい。
俺が所有しているWF-1000XM4はタッチ操作。
もちろん慣れれば便利なんだけど、モードや操作の割り当てによっては、今どの状態なのか分かりにくいことがある。
Dyson Zoneも操作に少々癖がある。
一部の操作ではイヤーカップを結構強めに叩く必要があって、これも少し気を使う。
その点、AirPods Max 2は物理的に押せる。
操作した手応えがある。
いちいち迷わない。
毎日使うものだから、こういう小さな違いが結構重要なんだと思う。
ノイキャンの切り替えが気持ちいい。でも少しずるい
天神の電気屋で感動した、ノイズキャンセリングの切り替え。
購入後も、特に理由がないのに押してしまう。
周囲の音がスッと消えるのが気持ちいいからだ。
ただし、ここにはちょっとしたカラクリがある。
俺が普段使っている設定では、単純にノイキャンのオン・オフを切り替えているわけではない。
「ノイズキャンセリング」と「外部音取り込み」を切り替えているのだ。
つまり、周囲の音を積極的に取り込んでいる状態から、一気に遮断するわけである。
そりゃ差が大きく感じられる。
うまいことやってるな、Apple。
もちろん、切り替えるモードは設定から変更できる。
でも俺は、この切り替わり方が好きなので、そのまま使っている。
音質はかなり好み。低音よりボーカルが印象的
音質にもかなり満足している。
普段使っているWF-1000XM4と比べると、全体的にAirPods Max 2の方が少し良く聞こえる。
特にボーカル。
声が聞き取りやすい気がする。
ただ、重低音がズンズン響くようなタイプではない。
個人的には、低音を強調して迫力で押してくる音というより、全体的に聴きやすい音だと思っている。
もちろん低音が鳴らないわけではない。
Amazon Musicで音楽を聴いていると、曲によっては結構響くこともあった。
ただ、それが配信サービスの違いによるものなのか、音源や再生設定の違いなのかまでは分からない。
ここは断定しないでおきたい。
ちなみに俺は中耳炎の影響もあって、自分の聴力にそこまで自信がない。
そんな耳で音の違いを細かく分析して偉そうに語るのもどうかと思うので、ここからは国内外の専門媒体の評価も参考にしたい。
国内外のレビューでは、初代より音が良くなったと評価されている?
国内のPHILE WEBは、初代AirPods Maxと第2世代を実際に聴き比べている。
そのレビューでは、ボーカルや楽器の分離感、音の立体感、奥行きなどが向上したと評価していた。
低音についても、深さや安定感が増したという感想が書かれている。
一方、AV Watchの評価は少し慎重だ。
音質の改善は感じられるものの、劇的な変化というほどではないという。
さらに海外のSoundGuysは、初代と第2世代の音の傾向はかなり近く、音質だけを目的に買い替える必要性は高くないと評価している。
つまり、専門媒体でも評価が分かれているわけだ。
俺自身は初代を所有していないので、両方を直接比較したわけではない。
ただ、現在使っているAirPods Max 2の音についてはかなり気に入っている。
それは間違いない。
ノイズキャンセリングは優秀。でも外部音取り込みの自然さが好き
ノイズキャンセリングの性能もかなりいい。
ただ、俺の感覚ではWF-1000XM4と同等か、少し上くらい。
圧倒的な差があるとは感じていない。
もちろん、片方は完全ワイヤレスイヤホン、もう片方はオーバーイヤーヘッドホンなので、装着状態や遮音の仕組みも違う。
あくまで個人的な体感である。
AppleはAirPods Max 2について、初代より最大1.5倍効果的なノイズキャンセリングになったと説明している。
一方、SoundGuysの独自測定では、初代から改善しているものの、その差は比較的小さいという結果だった。
メーカーの試験と専門媒体の測定では評価方法が異なるため、単純に数字だけでは比較できない。
それよりも、俺が個人的に評価したいのは外部音取り込みだ。
これがめちゃくちゃ自然。
Dyson Zoneでは、外部音取り込み時に高めの「サーッ」という音が少し気になる。
一方、AirPods Max 2はその違和感がかなり少ない。
周囲の音が普通に耳へ入ってくるような感覚がある。
休日の徒歩移動やカフェでも、この自然さはありがたい。
会話感知はコンビニで便利。でも家では少し面倒くさい
AirPods Max 2で新しく使えるようになった機能の中で、普段から使用しているのが「会話感知」だ。
これは自分が話し始めると、再生中のコンテンツの音量を下げ、会話しやすくしてくれる機能。
コンビニなんかでは結構便利だ。
レジで何か聞かれて返事をすると、音楽の音量が自動的に下がる。
わざわざイヤーカップを外す必要がない。
ただし、ここは少し勘違いしやすいと思う。
誰かに話しかけられた瞬間、音量が下がるわけではない。
基本的には、俺自身が話し始めることで作動するのだ。
だから「ヘッドホンをしていても、誰かに話しかけられたら気づける」という機能ではない。
あくまで、自分が会話を始めたときに便利になる機能なのである。
それと、家の中では少々面倒くさいこともある。
誰かに話しかけられて返事をすると、音楽の音量が下がる。
状況によっては、これが余計なお世話に感じることもある。
とはいえ、俺は今もオンにしている。
なんだかんだ便利なのだ。
初代AirPods Maxにはなかった機能なので、第2世代を選ぶ理由の一つにはなると思う。
Apple製品との自動切り替えは快適。でもたまに失敗する
iPhoneやMacBookとの連携もかなり便利だ。
Apple製品を複数使っている人なら、この快適さは魅力だと思う。
基本的には接続の切り替えでストレスを感じない。
ただし、あまり雑に切り替えを繰り返していると、普通に端末本体のスピーカーから音が出てしまうこともある。
完璧というわけではないらしい。
それと、仕事用のiPhoneまで接続すると少し面倒だった。
だから俺は、AirPods Max 2を完全にプライベート用として使っている。
便利だからといって、何でも接続すればいいというものでもない。
ちなみに、Apple製品間の自動切り替え自体は初代AirPods Maxにもある機能だ。
第2世代だけの進化ではないので、そこは区別しておきたい。
『REX 恐竜物語』で空間オーディオを試したら、映画館にいるみたいだった
今回、購入後に一番驚いた体験の一つが空間オーディオだ。
俺は映画が好きで、普段からiPadで映画を観ることも多い。
AirPods Max 2には空間オーディオという機能がある。
簡単に言うと、音を立体的に感じられるようにする機能だ。
ただ、正直に言うと最初はそこまで良さが分かっていなかった。
映画を観ると音が広がる気はする。
でも、そんなに違うものなのか?
そう思っていた。
ところが先日、iPadで『REX 恐竜物語』を観ながら、空間オーディオをオン・オフしてみた。
これがすごかった。
ちょうど洞窟のシーンだったのだが、オンにすると音の広がり方が明らかに違う。
なんだこれ。映画館じゃん。
映画を観ている場所そのものが変わったような感覚だった。
しかも、今回使っていたのは「ステレオを空間化」という機能。
これは通常のステレオ音声を空間的に広げる処理なので、映画そのものがDolby Atmosに対応していなくても使える。

こんな古い映画でも、こういう体験ができるのかと驚いた。
ちなみにこの機能は設定 → アクセシビリティ → オーディオとビジュアルで
「モノラルオーディオ」がオフになっていないと使用できないのでこれも注意。
ヘッドトラッキングを使うと、本当に画面の方向から音が聞こえる
さらに面白かったのがヘッドトラッキングだ。
空間オーディオには「固定」と「ヘッドトラッキング」という設定がある。
固定では音の広がりを楽しめる。
一方、ヘッドトラッキングでは、頭の動きに合わせて音の聞こえる方向が変化する。
『REX』を観ているとき、iPadは自分の右斜め前に置いていた。
ヘッドトラッキングをオンにすると、確かにそのiPadの方向から音が聞こえてくる。
そこで思いっきりよそ見をしてみた。
すると、今度は後ろから音が聞こえるのだ。
振り返りたくなる程度には、ちゃんと後ろから聞こえる。
なるほど、これがヘッドトラッキングか。
ただ、ずっと映画を観ていると、その状態に慣れてしまう。
固定モードに戻して、初めて違いを再認識するくらいだった。
じゃあヘッドトラッキングがないと映画を楽しめないのかと言われれば、そんなことはない。
固定でも十分いい。
個人的には、せっかくなのでヘッドトラッキングを使いたい。
でも、どちらでもいいと言えばどちらでもいい(笑)。
ただ、空間オーディオをオフにした状態との差は、今回かなりはっきり感じられた。
映画好きなら、一度試してみてほしい機能だと思う。
なお、空間オーディオとヘッドトラッキングは初代AirPods Maxから対応している。
第2世代だけの機能ではない。
また、Apple Musicへの加入も必須ではなく、対応する動画アプリなどでも利用できる。
LINE通話の音声がかなり自然だった。「声を分離」も検証してみた
意外にも、かなり気に入っているのが電話だ。
実際に通話した相手から、俺の声が自然に聞こえると言われた。
これが結構嬉しかった。
音楽の音質やノイズキャンセリングは自分の耳で判断するけど、マイクの性能は相手に確認してもらわないと分からない。
その点、相手から自然だと言われたのはかなり好印象だった。
LINE通話で「標準」と「声を分離」を比較
AirPods Max 2には、通話中の自分の声を優先して拾う「声を分離」という機能がある。
iPhoneの通話中に、コントロールセンターから設定できる機能だ。
実際にLINE通話で試してみた。

マイクの入力先がAirPods Max 2になっていることも確認済み。
今回は、テレビのニュース番組を流しながら通話相手に聞こえ方を確認してもらった。
「標準」と「声を分離」を切り替えて比較した結果、声を分離した方が多少改善するものの、劇的な違いではなかったらしい。
しかも、ニュースの音声は結構拾っていたようだ。
ただ、これは少し意地悪な実験だったかもしれない。
なにしろテレビから流れているのも人間の声なのだ。
エアコンや換気扇のような機械音とは違うので、音声処理が区別しにくかった可能性はある。
もちろん、これは俺の推測である。
海外のSoundGuysでも、AirPods Max 2のマイク性能について検証されており、声を分離する機能で周囲の雑音を抑える効果が確認されている。
一方、俺の今回の検証では改善が小さかった。
使う環境によって結果は変わるのだと思う。
少なくとも、普通の通話で相手から声が自然だと言われた点にはかなり満足している。
ただし、周囲のあらゆる音を消してくれるわけではなさそうだ。
Digital Crownでカメラ操作もできる。写真は3秒タイマーだった
AirPods Max 2では、Digital Crownを使ってiPhoneやiPadのカメラを遠隔操作できる。
これも第2世代で追加された機能だ。
iPhoneのAirPods設定にある「カメラリモート」から操作方法を設定できる。
実際に写真と動画の両方を試してみた。
結果、どちらも問題なく動作した。
面白いのが写真撮影だ。
Digital Crownを押すと、俺が試したiPhoneでは3秒のタイマーが作動した。
すぐにシャッターが切れるわけではないので、撮影位置を整えたり、ポーズを取ったりする余裕がある。
動画では録画の開始・停止ができた。
これはなかなか便利だと思う。
例えばiPhoneを三脚に固定して、自分の姿を少し離れた場所から撮影するときには使えるだろう。
ただ、俺自身はあまり使わないような気もする(笑)。
普段ヘッドホンを使っていて「今からカメラを遠隔操作したい!」となる場面が、そんなにあるだろうか。
とはいえ、機能としてはよくできている。
初代にはなかった、第2世代ならではの進化だ。
ヘッドジェスチャも追加。ただし使い勝手はまだ未検証
AirPods Max 2には、頭を縦や横に振ってSiriに応答する「ヘッドジェスチャ」も追加されている。
iPhoneの設定画面でも、対応する項目を確認できた。
例えば、Siriからの対応する問いかけに、うなずいたり首を横に振ったりして返事ができる。
ただし、俺はまだ日常生活で十分に使い込んでいない。
なので、この機能が実際に便利かどうかについては評価を保留しておきたい。
設定項目があることと、日常生活で役立つことは別の話だからだ。
重さはそれほど気にならない。でも首に掛けると少し不満
AirPods Max 2の重量は386.2g。
ワイヤレスヘッドホンとしては、決して軽い製品ではない。
実際、海外レビューでも重量を弱点として挙げる媒体がある。
ただ、俺はそこまで気にならない。
休日の徒歩移動やカフェで使っているけど、頭に装着していて重さが苦痛になったことは今のところない。
むしろ気になるのは首に掛けたときだ。
AirPods Max 2のヘッドバンドにはニットメッシュが使われている。

これ、首に掛けていると伸びそうな気がするのだ。
もちろん、実際に伸びたわけではない。
ただ、初代の中古出品等を見ると結構伸びてしまっている個体も多かった・
しかも首に掛けていると、頭に装着しているときより重く感じる。
もしかして、首に掛けるなというAppleからのメッセージなのか。
たぶん違う。
イヤーカップの内側が見えるのも気になる
もう一つ、細かい不満がある。
AirPods Max 2のイヤーカップは回転する。
収納するときには便利なんだけど、首に掛けたときの向きによっては、外側に見せたいアルミ部分ではなく、イヤークッションの内側が表を向いてしまう。

俺は外側を見せたいのだ。
せっかく格好いいんだから。
だったら逆向きに首に掛ければいいのかもしれない。
まあ、音質にはまったく関係ない。
でも、ファッション小物としても気に入っている人間からすると、こういう部分も結構重要なのだ。
バッテリー持ちは悪くなかった。映画を2時間観て実際に検証してみた
AirPods Max 2のバッテリー駆動時間は、Apple公称で最大20時間。
実は購入後、バッテリーの減り方が少し気になっていた。
体感では、1時間半ほど使用すると15%くらい減っている気がしたからだ。
これ、本当に20時間も持つのか?
しかも専用のSmart Caseまで付いているのだから、保管中の電池持ちももっと良くていいんじゃないかと思っていた。
そこで、実際に確認してみることにした。
Smart Caseで一晩保管した結果
まず、100%まで充電してからSmart Caseに収納。
そのまま一晩保管し、翌朝に確認してみた。
結果は99%。
一晩でたった1%しか減っていなかった。
あれ?
全然悪くないじゃないか。
Smart Caseは充電ケースではなく、収納すると本体を超低電力状態にするためのケースだ。
多少バッテリーが減るのは当然だけど、今回の結果については不満がない。
空間オーディオで映画を2時間観た結果
続いて、実際に映画を観ながらバッテリーの減り方を確認してみた。
使用条件は、外部音取り込みを有効にし、空間オーディオもオン。
途中で設定を変更したり、充電したりはしていない。
約1時間使用した時点では、99%から95%程度まで減少。
さらに約1時間映画を観続けたところ、残量は89%になっていた。
つまり、約2時間の映画鑑賞で10%の消費だった。
| 測定タイミング | バッテリー残量 |
|---|---|
| 開始時 | 99% |
| 約1時間後 | 約95% |
| 約2時間後 | 89% |
| 合計消費 | 約10% |
単純計算すると、1時間あたり平均5%。
Apple公称の最大20時間とほぼ一致するペースだ。
ただし、Appleの公称値は音量50%、ノイズキャンセリングを有効にし、空間オーディオを固定にして音楽を再生した際の数値。
今回の検証は映画鑑賞で、外部音取り込みを使用している。
同じ条件ではないので、厳密に性能を比較できるわけではない。
また、2時間の測定だけで20時間持つと断定することもできない。
それでも、普段の使い方で試した結果としては十分満足できた。
購入当初はバッテリーの持ちに少し不安があったけど、実際に測ってみると印象が変わった。
疑ってすまん、AirPods Max 2。
海外レビューでも公称値に近い結果
海外のSoundGuysでは、ノイズキャンセリングを有効にして音楽を再生するテストで、約21時間のバッテリー駆動を記録している。
つまり、公称の最大20時間から大きく外れる製品というわけではなさそうだ。
ただし、最近の競合ヘッドホンには、より長時間再生できるモデルもある。
AirPods Max 2のバッテリーが業界トップクラスというわけではない。
それでも、俺自身が今回試した範囲では大きな不満はなかった。
ちなみに、俺が買ったのは中古品だ。
バッテリーの状態には個体差があるはずなので、すべての中古AirPods Max 2が同じ結果になるとは限らない。
音漏れは今のところ気にならない
休日はカフェなどでも使っているけど、自分では音漏れが気になったことはない。
ただし、周囲の人に実際どのくらい音が聞こえているかを測定したわけではない。
静かな場所で大音量にすれば、結果は変わると思う。
ここは普段の使い方での感想として受け取ってほしい。
初代AirPods Maxと2の違い|買う前に知っておきたい3つのモデル
AirPods Max 2を購入する際、意外とややこしいのが初代との違いだ。
実はAirPods Maxには、大きく分けて3つのモデルがある。
2020年の初代Lightningモデル。
2024年の初代USB-Cモデル。
そして、2026年のAirPods Max 2だ。
これらの違いをまとめると、次のようになる。
| 比較項目 | 初代Lightning | 初代USB-C | AirPods Max 2 |
|---|---|---|---|
| 発売年 | 2020年 | 2024年 | 2026年 |
| モデル番号 | A2096 | A3184 | A3454 |
| 搭載チップ | H1 | H1 | H2 |
| 端子 | Lightning | USB-C | USB-C |
| ノイズキャンセリング | 対応 | 対応 | 強化 |
| 外部音取り込み | 対応 | 対応 | 改善 |
| 空間オーディオ | 対応 | 対応 | 対応 |
| ヘッドトラッキング | 対応 | 対応 | 対応 |
| 会話感知 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| 適応型オーディオ | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| パーソナライズされた音量 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| ヘッドジェスチャ | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| カメラリモート | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| USB-C有線ロスレス | 非対応 | 対応 | 対応 |
| 公称バッテリー | 最大20時間 | 最大20時間 | 最大20時間 |
※主要な機能を抜粋。利用には対応OS・接続機器・ファームウェアなどの条件があります。
USB-Cだから第2世代とは限らない
中古購入で特に注意したいのが、2024年の初代USB-Cモデルだ。
こちらは充電端子こそUSB-Cになっているが、チップはH1のまま。
第2世代ではない。
しかも、ミッドナイトというカラーも存在する。
つまり、
「USB-CだからMax 2」「ミッドナイトだからMax 2」は、どちらも間違い。
見た目がほとんど同じだからこそ、購入前にはモデル番号を確認しておきたい。
AirPods Max 2のモデル番号はA3454だ。
第2世代の大きな進化はH2チップ
AirPods Max 2では、新たにH2チップが搭載された。
これによって、適応型オーディオや会話感知、パーソナライズされた音量、ヘッドジェスチャといった機能が使えるようになっている。
音質やノイズキャンセリングも改善されているが、今回実際に使ってみて面白かったのは、こうした日常的な便利機能の方だ。
特に会話感知は、俺自身が普段からオンにしている。
カメラリモートも実際に動作した。
だから、こうした機能に魅力を感じる人にとっては、第2世代を選ぶ理由になると思う。
ただし、一部の機能は対応するiPhoneやOSが必要になる。
AirPods Max 2を買えば、すべてのiPhoneで全機能が使えるわけではないので注意してほしい。
初代と2を比較した国内外のレビューはどう評価している?
ここは少し意見が分かれている。
俺は初代AirPods Maxを所有していないので、両方を使ったような書き方はしたくない。
そこで、実際に初代と第2世代を比較している専門媒体のレビューを参考にした。
PHILE WEB|音質と音の立体感が進化した
PHILE WEBでは、初代とAirPods Max 2を実際に聴き比べている。
新しいアンプやH2チップによって、ボーカルや楽器の分離感、音の奥行き、低音の表現などが改善されたと評価していた。
特に、音が立体的に広がる感覚について高く評価している。
音質面での進化を積極的に評価したレビューと言えるだろう。
AV Watch|改善は感じるが、劇的ではない
一方、AV Watchは少し慎重だ。
音質やノイズキャンセリングの進化は確認できるものの、別物になったというほどの変化ではないという。
むしろ、H2チップによる新機能や、外部音取り込みの自然さを評価している。
個人的には、この評価が少し気になった。
俺自身も、AirPods Max 2を好きな理由は単純な音質やノイキャンの性能だけではないからだ。
SoundGuys|初代でも十分優秀。買い替えを急ぐ必要はない
海外のSoundGuysも、初代と第2世代を比較している。
同媒体の測定では、第2世代のノイズキャンセリング性能は初代より向上しているものの、その差は比較的小さいという結果だった。
音質についても、両モデルの傾向はかなり近いと評価している。
つまり、すでに初代を所有している人が、音質やノイズキャンセリングだけを目的に買い替える必要性は高くないという考え方だ。
初代を持っていない俺なら、今から買うなら2を選ぶ
こうして見ると、専門媒体の評価は必ずしも一致していない。
初代からすべてが劇的に進化したわけではないようだ。
それでも、今から初めてAirPods Maxを買うならどうか。
俺なら第2世代を選ぶと思う。
メルカリでももうすでに結構落ちてきてるし。

会話感知や適応型オーディオといった新機能があるし、今後長く使うことを考えると、新しいモデルの方が気持ち的にもいい。
ただし、価格差が大きいなら話は別だ。
初代USB-Cモデルがかなり安く手に入るなら、そちらでも十分満足できる可能性はある。
音質やノイズキャンセリングだけを目的にしている人なら、なおさらだ。
結局は価格差と、自分がどの機能を使いたいかによると思う。
中古AirPods Max 2を買うならシリアル番号は確認しておこう
ここは今回の購入で強く感じたことだ。
AirPods Max 2を中古で買うなら、シリアル番号は確認した方がいい。
AirPods Maxのシリアル番号とモデル番号は、左側のイヤークッションを取り外したところに記載されている。
イヤークッションはマグネット式なので、簡単に外せる。
中古で購入する場合は、出品者にこの部分の写真を見せてもらうといいと思う。
箱が付属する場合は、箱のシリアル番号も確認したい。
俺の場合は、ここが一致していなかったからだ。
確認しておきたいのは次の点だ。
- 本体のモデル番号がA3454になっているか
- 本体と箱のシリアル番号が一致しているか
- Apple公式の保証確認でどのような情報が表示されるか
- iPhoneに接続でき、主要な機能が動作するか
- イヤークッションに汚れや潰れがないか
- ヘッドバンドのメッシュがたるんでいないか
- Smart CaseやUSB-Cケーブルなどの付属品は揃っているか
もちろん、シリアル番号だけで正規品だと断定できるわけではない。
実際の動作や購入先、出品者の説明なども合わせて判断する必要がある。
ちなみに俺の個体は、外観の状態こそ良かったものの、箱と本体のシリアル番号が異なり、USB-Cケーブルも欠品していた。
見た目がきれいでも、確認するところはある。
中古購入では、この点を覚えておいてほしい。
AirPods Max 2はどんな人におすすめ?
ここまで使ってみて、特におすすめできると思ったのは、AirPods Maxのデザインが好きな人だ。
これはもう、かなり大きい。
俺自身、デザインと操作性を理由に購入している。
ほかにも、iPhoneやMacBookなどApple製品を普段から使っている人、タッチ操作より物理ボタンが好きな人、自然な外部音取り込みを重視する人には相性がいいと思う。
そして映画好き。
これは今回、予想以上だった。
『REX 恐竜物語』で空間オーディオを試したときの感動は、しばらく忘れないと思う。
一方、軽さやバッテリーの長さを最優先する人には、ほかの選択肢もあるだろう。
そして何より値段だ。
新品89,800円。
やっぱり高い。
俺は今回56,000円で購入できたからこそ、ここまで満足できている部分もあると思う。
購入を考えている人は、新品と中古の価格差も確認してみてほしい。
前の記事でも書いたけど楽天のじゃんぱらとかでも新品が安く売られている。
まとめ|新品では買えない。でも中古56,000円なら大満足
AirPods Max 2を新子で購入してから、かなり気に入って使っている。
音質はいい。
ノイズキャンセリングも優秀。
外部音取り込みは自然だし、操作性も抜群。
会話感知はコンビニで便利だった。
LINE通話では声が自然に聞こえると言われた。
カメラリモートも問題なく使えた。
そして、映画を観ていたら急に映画館にいるような感覚まで味わえた。
一方、全部が最高というわけではない。
ノイズキャンセリングだけならWF-1000XM4と圧倒的な差は感じない。
首に掛けると少し気になるし、傷が怖くてカバンにも雑に入れられない。
バッテリーも最初は不安だったけど、実際に測定してみたら想像より悪くなかった。
それでも、やっぱり一番気に入っているのはデザインと操作性だ。
ミッドナイトの微妙に青みがかった色。
頭から横に張り出しすぎないシルエット。
押すだけで周囲の音がスッと消えるボタン。
このヘッドホンを身につけたくなる。
それが俺にとっては結構大きい。
性能だけを比べれば、ほかにも優秀なヘッドホンはあるのかもしれない。
でも、俺はこれを使いたい。
一応メルカリでも結構安く出品されているので確かめてみてもいいかもしれない。



