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Cyber-shot DSC-M2が高すぎて5,000円のXacti DMX-CG6を買った。見えすぎない画質が好きだ【レビュー】

zenzen

1994年北海道出身、福岡在住。会社員をしながら副業で美容師。映画・ゲーム・ガジェット・暮らしについて、実際に使った・観た・経験したことを中心に書いています。
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最近Instagramを見ていると、昔のデジカメで撮ったようなショート動画がやたら流れてくる。
その中で俺が気になったのが、SONYのCyber-shot DSC-M2だった。

縦長のちょっと変な形。
液晶が回る。
写真も撮れるし動画も撮れる。

そして何より、今のスマホではまず出てこない、あの2000年代っぽい画。

カッケェ。欲しい。
そう思って中古を探したら…

3万円くらいする。
高い。

20年前のカメラだぞ。

Instagramでちょっと昔っぽい動画を撮りたいだけなのに、さすがに5万円は出せない。

そこで見つけたのが、SANYO Xacti DMX-CG6。

メルカリで約5,000円。
DSC-M2の約10分の1だった。

もうこっちでいいだろ。
ということで買ってみた。

結論からいうと、かなり気に入っている。

性能がいいからではない。

むしろ2026年基準なら、性能なんて普通に悪い。

でも、その「ちゃんと見えなさ」がちょうどいい。

メルカリだと安く購入できるのでぜひ一度調べてみてほしい。

中古品なので、動作確認・バッテリー・USBケーブル・SDカードの有無は要チェック。

メルカリでXacti DMX-CG6の出品を見る

SANYO Xacti DMX-CG6とは

DMX-CG6は、三洋電機が2006年に発売したデジタルムービーカメラ。

約600万画素の1/2.5型CCDを搭載し、動画は最大640×480・30fpsのMPEG-4。

レンズは35mm換算38〜190mm相当の光学5倍ズーム。

2.5型液晶を搭載し、SD / SDHCカードに対応する。

静止画にはデジタル式の「手ぶれキャンセラー」、動画にも電子式の手ブレ補正がある。

撮影時重量は約168g。

今見ると、640×480。
もう数字だけで懐かしい。

フルHDどころではない。

でも今回は4K動画が撮りたくて買ったわけじゃない。

むしろこの640×480が欲しかった。

最初に欲しかったCyber-shot DSC-M2と比べる

Instagramで俺がよく見かけていたDSC-M2は、2005年発売。

こちらも「写真と動画を1台で」という立ち位置のカメラだった。

CG6と並べるとこんな感じ。

項目SANYO Xacti DMX-CG6SONY Cyber-shot DSC-M2
発売2006年11月2005年10月
センサー1/2.5型CCD1/2.5型 Super HAD CCD
有効画素数約600万画素約510万画素
動画640×480 / 30fps640×480 / 約30fps
光学ズーム5倍3倍
35mm換算38〜190mm38〜114mm
液晶2.5型2.5型・回転式
記録メディアSD / SDHCメモリースティック Duo系
手ブレ補正静止画・動画ともデジタル式CG6ほど手ブレ補正を売りにした機種ではない
マクロ最短約1cm最短約1cm
バッテリーDB-L20・交換式NP-FT1・交換式
撮影時重量約168g約210g
俺が探した時の価格約5,000円で購入約5万円前後

比較すると、CG6って別に完全な下位互換でもない。

画素数は多い。
ズームも5倍。
SD系メディアが使える。

しかも軽い。

ただし、バッテリー交換式なのはCG6だけの利点ではない。

DSC-M2も交換式だ。

俺がCG6を選んだ理由は、「20年前のカメラを買うなら、バッテリーを交換できるものがいい」という意味であって、DSC-M2より優れているという話ではない。

あと、メモリースティックが当時のSONY製品ややこしいのよね。

ちなみに両方、発売当時は5万円くらいだったらしい

DSC-M2もCG6も、発売当時は店頭で5万円前後が想定されていた。

約20年後。

DSC-M2は中古でも3万円前後。

CG6は俺が5,000円くらいで買った。

片方だけ時が止まっている。

Instagram怖い。

持った瞬間に分かる。めちゃくちゃ軽い

CG6を初めて持った時にまず思ったのが、

軽っ。

撮影時重量は約168g。

PSP-2000 / 3000が約189gなので、PSPより軽い。

20年前の動画カメラと聞くと、もっとズッシリしたものを想像するけど全然違う。

縦型のグリップもかなり持ちやすい。
片手で持って、街を歩きながら適当に撮れる。

スマホより厚いけど、

今日はこれ持って出るか」と思えるくらいには軽い。

これはかなり良かった。

動画は画質悪い。でもこの解像度が一番好き

一番気に入ったのはここ。

CG6の画質は、当然いまのスマホより悪い。

動画は640×480。
遠くの細かいものは潰れる。
道を歩いている人も、少し離れると顔なんてほとんど分からない。

でも、そこがいい。

街は写っているし、人もいて車も走っている。
その日にそこに何があったのかは分かる。
でも「誰がいたのか」までは分からない。

人が写っているのに、人だけ少し匿名になる。

この感じが妙にもの寂しく見える。

高画質の映像って、なんでも見える。

今のスマホなら影まで起こすし、空も白飛びしないように調整する。

顔もちゃんと残る。

CG6はそんなに賢くない。

明るいところは飛ぶ。
暗いところは沈む。
遠くはよく分からない。

色補正なし。

ノイズ除去なし。

実際の撮影動画、画像

色補正なし。

ノイズ除去なし。

できるだけCG6が吐き出した映像に近い状態で見せる。

ただしYouTubeへ投稿した時点で再圧縮は入るので、YouTube上の映像と元MP4が完全に同じ画質ではない。

静止画についてはブログへ直接掲載する。

【昼の作例動画】

でも俺が今回欲しかったのは、全部を正確に残すカメラではなかったんだよね。

今撮ったのに、昔の写真みたいに見える

今回、博多周辺でも何枚か撮った。

バス。
交差点。
ビル。
信号。

2026年の街なのに、CG6を通すだけでちょっと昔に見える。

別にフィルターをかけたわけでもない。
色を編集したわけでもない。

CG6が普通に撮っただけ。

なのに、昔どこかで撮った写真を、古いSDカードから見つけたような感じがする。

【博多周辺の静止画作例】

SANYO DIGITAL CAMERA
SANYO DIGITAL CAMERA
SANYO DIGITAL CAMERA

静止画は約600万画素。動画より普通にちゃんとしている

CG6は動画が640×480なので、動画だけ見るとかなり低解像度。

ただ静止画は約600万画素ある。

補間記録では1,000万画素相当のサイズでも保存できる。

なので、「CG6なら人の顔が何でも見えなくなる」わけではない。

俺が「顔まで見えなくていい」と感じているのは特に動画や、遠景を撮った時の話。

写真を近距離で撮れば普通に顔も写る。

そこは一応書いておきたい。

夜間撮影は普通に荒れる。でも俺はむしろ好き

夜も何本か撮った。

当然、今のスマホみたいには撮れない。

暗いところにはノイズが出る。
明るい看板や照明は強く飛ぶ。
カメラを動かせばブレる。
遠くの人なんてほぼ輪郭だけになる。

普通のレビューなら、「夜間性能は厳しい」で終わると思う。

実際厳しい。

でも個人的には、昼より夜の方がXactiで撮る意味が分かりやすかった。

街灯や看板だけが強く残って、人は影っぽくなる。

これがなんか、もの寂しくていい。

高画質な夜景が欲しいならiPhoneを使えばいい。

CG6には夜景ポートレートとランプモードもある

CG6にはシーンセレクトがあり、

「夜景ポートレート」
「花火」
「ランプモード」

などの暗所向けモードが用意されている。

ランプモードを選択すると高感度撮影になり、動画は自動的に15fpsへ落ちる。

最低被写体照度は約2ルクス。

つまり、画質や滑らかさを犠牲にしてでも暗い場所を写すという2006年的な力技である。

俺はすでに通常モードで夜を撮っているけど、まだランプモードとの比較はできていない。

これは後から、通常撮影 vs ランプモード

で同じ場所を撮って追記したい。

【夜の作例動画】

動画は640×480・約30fps

実際に今回撮ったMP4も確認した。

640×480。
約29.97fps。
4:3。

完全に昔の動画である。

しかも最初に欲しかったDSC-M2も、最高動画は同じ640×480・約30fps。

つまりInstagramでDSC-M2がよく使われているからといって、もともとリール向けのカメラだったわけではない。

そりゃそうだ。

ちなみに、CG6をInstagramのリールのように縦にして撮るとどうなるかも試したが、今回のCG6のMP4には回転情報が入っていなかった。

SANYO DIGITAL CAMERA

つまりスマホみたいに、「縦で撮りましたね、はい縦動画です」とはならない。

ファイル自体は640×480の横動画。

編集側で90度回転すると、480×640の縦動画

になる。

ただしこれは3:4。

Instagram ReelsやYouTube Shortsの9:16より横幅が広い。

9:16にするなら左右を少し切るか、上下に余白を足すことになる。

なのでCG6でもショート動画は作れる。

ただ、撮って即投稿ではない。

ここにも2006年がいる。

InstagramでDSC-M2が人気なのは「縦動画に最適だから」ではなさそう

俺は最初、「DSC-M2って縦型だから、昔から縦動画にちょうどいいのか?」とも思った。

でも動画仕様自体は4:3。
CG6とそんなに変わらない。

おそらく今DSC-M2がショート動画でハマっているのは、

縦長の本体。
回転液晶。
独特な見た目。
そして640×480の昔っぽい映像。

この組み合わせが、偶然いまのSNSに刺さったんだと思う。

性能より、存在そのものが今見るとかわいい。

DSC-M2が5万円まで上がるのも分からなくはない。

買わないけど。

Xacti CG6のSDカードは4GBが無難だった

ここは結構苦戦した。

CG6はSD / SDHC対応。

なので最初、「今売ってるSDカード挿せば余裕だろ」と思った。

32GBのmicroSDをSDカードアダプターに入れて使ってみた。

ダメ。
認識しない。

フォーマットも試した。
うまくいかない。

調べると、当時の資料ではCG6が正式に想定していたSDHCは4GBまでとされていて、後継のCG65で8GBまで対応が広がったという資料もある。

少なくとも32GBなんて想定外らしい。

そこで楽天で4GBのSDカードを購入して挿入すると普通に動いた。

フォーマットすら必要なかった。

俺の個体では、4GBカードなら問題なく使えている。

今から買うなら、大容量カードを適当に買うより、まず4GB前後の対応カードを確保する方がいいと思う。

バッテリーはDB-L20。俺の個体は30分くらいで死ぬ

俺が買ったCG6についてきたバッテリーは、

30分くらい撮ったら終了。

型番はDB-L20。

ただし、そもそもこのバッテリーがいつ製造されたものなのかも分からない。

20年前の純正品なのか。

途中で交換された互換品なのか。

何も分からない。

なので、新品並みに持ってくれと期待する方が無理だと思っている。

俺が古いカメラを選ぶ時に気にしていたのは、「今付いているバッテリーが元気か」より、交換できるかどうか。

CG6は交換式なので、劣化したら替えればいい。

2026年現在もDB-L20互換バッテリーは流通している。

中古でCG6を買うなら、本体と一緒に交換バッテリーまで予算に入れた方がいいと思う。
【DB-L20互換バッテリーへのリンク】
※純正品ではありません。対応機種・PSE表示は購入前に確認してね。

USB充電には対応。でもPS Vitaのケーブルは使えなかった

CG6はUSB充電に対応している。

これは20年前のカメラとしてはかなりありがたい。

専用充電器がなければ終了、みたいな古いガジェットも普通にあるからだ。

ただし一個注意。

私はPS Vita用のケーブルを持ってる。

しかも端子がなんとなく似ている。
これいけるんじゃね?と思ったけど、全然ダメだった。

CG6の公式説明では専用USB接続ケーブルを使用する。

見た目が似ている古いガジェット用ケーブルでも、互換とは限らない。

このへん、「USBっぽいから全部同じだろ」で雑にやると普通に詰む。

無理に挿して端子を壊したら笑えないので、対応ケーブルを用意した方がいい。

SDカード。
バッテリー。
ケーブル。

画質は好きなんだけど、使うまでにちょいちょい2006年が殴ってくる。

MacBook Airへの取り込みは意外と簡単

データ取り込みはかなり普通。

俺の場合、

SDカード → USBハブ → MacBook Air
で取り込んでいる。

専用ソフトは使っていない。

JPEGもMP4も普通にコピーできた。

古い機械によくある、「専用ソフトがWindows XPでしか動きません」みたいな地獄はなかった。

ここはかなり助かる。

うん、そこはCG6の地味に大きい利点として書ける。

一方、DSC-M2は記録媒体がMemory Stick Duo / PRO Duo。

普通のSDカードリーダーにはそのまま挿せないから、2026年のMacへ持ってくるならMemory Stick Duo対応リーダーを用意するか、カメラをUSB接続する必要がある。

2026年にCG6を買う前に知っておきたいこと

かなり気に入っているけど、万人におすすめできるかというと別。

今から買うなら最低でもこの3つは知っておいた方がいい。

SDカードは何でも使えるわけではない。
→俺の場合は4GBで安定した。

バッテリーはDB-L20。中古付属品は劣化している前提で考える。
→俺の個体は約30分だった。

高画質を期待して買わない。
→ここが一番重要。
綺麗な動画が欲しいならスマホを使った方がいい。

夜に明るく撮りたいならスマホ。
手ブレを消したいならスマホ。
すぐSNSへ投稿したいならスマホ。

DSC-M2の代わりに買ったけど、CG6でかなり満足している

最初に欲しかったのはSONY Cyber-shot DSC-M2。

中古約5万円。

さすがに高かった。

そこで約5,000円のSANYO Xacti DMX-CG6を買った。

最初は完全に、「似たようなの安くないかな」だった。

でも使ってみると、CG6はかなり好きになった。

軽い。
持ちやすい。
SDカードが使える。
バッテリーを交換できる。
Macにも普通に取り込める。

そして何より、この見えすぎない画が好き。

DSC-M2を諦めたことに後悔がないかと言われると、

Instagramを見たらまだちょっと欲しくなる。

まあ5万円は出さないけど。


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中古品なので、在庫はかなり入れ替わる。
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