先に総評。
最高のゲームだった。

一人称視点もオープンワールドも苦手だったのに、最後まで一気にハマった。
ストーリーとナイトシティの世界観がとにかく強く、気づけばサブクエまでかなり回っていた。Switch 2版もTV・携帯モードともに不満は少なく、『エッジランナーズ』から入った俺には小ネタまで最高だった。
何年も避けていたのがもったいなかったと思えるゲーム。
Nintendo Switch 2を持っていて、『サイバーパンク2077』をまだ遊んでいないなら、俺はかなりおすすめしたい。
ただ、こんなことを書いている俺は、発売から何年もこのゲームにほとんど興味がなかった。
一人称視点が苦手。オープンワールドもそんなに好きじゃない。発売当初の悪評も知っていた。
俺からすると、むしろ買わない理由の方が多かったゲームである。
それを全部ひっくり返したのが、Netflixアニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』だった。
『エッジランナーズ』をゲーム未プレイで観た感想は別の記事に書いている。
アニメを観て、待っとけアダム・スマッシャーと闘志を燃やし2026年2月〜4月頃にSwitch 2版をプレイ。
本編だけでなく『仮初めの自由』までクリアして、サブクエもかなり回った。写真も撮った。
最終的には、アスクラックスのTシャツまで買っている。

こいつらがアスクラックスね。
クリアした俺が先に答える|Switch 2版の購入前Q&A
| 気になること | 実際に遊んだ感想 |
|---|---|
| Switch 2で最後まで遊べる? | 本編+『仮初めの自由』まで問題なくクリア |
| 初代Switchでも遊べる? | 遊べない。Nintendo Switch 2版 |
| 携帯モードは? | 十分遊べる。特に慣れてからのサブクエ消化と相性がいい |
| 携帯モードの文字は? | 会話選択やパーク画面は少し小さく感じる場面あり |
| 画質は? | 細かく比較していないが、「画質悪いな」と思ったことはなかった |
| バグは? | 進行不能が1回。再起動で直り、それ以降大きな問題なし |
| 一人称で酔う? | 普段酔いやすい俺でも最後まで遊べた。ただし個人差あり |
| ジャイロ・マウス操作は? | 試したが、結局普通のコントローラー操作へ戻った |
| 携帯モードの電池 | 俺の体感で1時間半前後 |
| パッケージ版 | ゲームキーカードではなく64GBゲームカード |
| DLC | 『仮初めの自由』まで最初から収録 |
| 年齢区分 | CERO Z(18才以上のみ対象) |
Switch 2版『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』は2025年6月5日発売。
本編と『仮初めの自由』がセットになっていて、パッケージ版は64GBのゲームカード。
モーション操作、ジャイロ、Joy-Con 2のマウス操作、タッチスクリーンにも対応している。国内版はCERO Z。
そもそも、なぜ俺は『サイバーパンク2077』をやらなかったのか
一番嫌だったのは一人称視点
たぶんこれが最大の理由。
俺はFPSをほとんどやってこなかった。
一人称視点があまり好きじゃないし、結構酔う。
そのうえ『サイバーパンク2077』は広いナイトシティを移動するオープンワールド。
一人称で歩く。走る。戦う。探索する。
いや、俺これ絶対しんどいやつじゃん。
と思っていた。
ゲームなら主人公の姿が画面に見えている方が好きなので、映像を見ても「面白そうではあるけど俺はいいかな」で終わっていた。
オープンワールドもそこまで好きじゃない
これも大きい。
オープンワールドの魅力って、好きなところへ行けるとか、好きなことができるとか、そういう自由さだと思う。
でも俺はどちらかというと、道筋があって、その先の物語を見たくてゲームをしている。
「はい、ここから自由にどうぞ」と広大なフィールドへ放り出されると、何したらいいんだ。
となる。
『GTA』シリーズも遊んだことはあるけど、俺がやっていたのはほとんどオンライン。
ストーリー?
全然分からない。
だから『サイバーパンク2077』にも、昔は「オンラインが来たらやるか」くらいに思っていた。
結論、オンラインなんて全然いらなかった。
ないしね。
発売当初のイメージも悪かった
2020年の発売当初は、とくにPS4やXbox Oneなど旧世代機で不具合やパフォーマンス問題が大きく話題になった。
CD PROJEKT RED自身も、その後バグやクラッシュ、旧世代機での問題改善を優先してきた経緯を説明している。
俺も当時その評判を見ていた。
ただでさえ、
一人称。
オープンワールド。
俺の苦手な要素が揃っている。
そこへ、バグ多いらしい。
が乗っていた。
それでも買った理由は『エッジランナーズ』
全部変わったのがNetflixアニメ、『サイバーパンク エッジランナーズ』。
これがめちゃくちゃ面白かった。
アニメを見る前の俺にとってナイトシティは、「なんかネオンがすごいゲームの街」くらい。
でも観た後は、
デイビッドたちがいた街。
ルーシーが見ていた街。
メインたちが走っていた街。
そしてアダム・スマッシャーがいる街。
になった。
同じゲームなのに、入ってみたい世界へ変わった。
そこでSwitch 2版を購入した。
Switch 2版は本編+『仮初めの自由』入り
俺が買ったのは、Nintendo Switch 2版『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』。
本編に加えて、大型拡張『仮初めの自由』まで最初から入っている。
これから初めて遊ぶなら分かりやすい。
本編を買って、その後DLCを買って……ではなく、最初から全部ある。
俺自身、そのまま『仮初めの自由』まで最後まで遊んだ。
パッケージ版がゲームキーカードじゃないのも地味に嬉しい
俺が買ったのはパッケージ版。
Switch 2ではゲームキーカード方式のソフトもあるけど、『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』は違う。
64GBのゲームカードに本編と『仮初めの自由』が収録されている。
アップデートや追加言語データなどでダウンロードが発生することはある。
ただ俺自身、パッケージを買ったあとに、「ここから本編丸ごとダウンロードして延々待つの?」となった記憶はない。
別のSwitch 2ソフトでそれを経験しているので、ここは地味だけど嬉しかった。
パッケージ派には結構いいポイントだと思う。
バイオ9の時は俺の家の脆弱インターネットで結構時間かかったし。
携帯モードは遊べる。でも序盤はTVの方がいい
俺の遊び方は、
普段はTVモード。
寝る前だけ携帯モード。
この組み合わせだった。
Switch 2版でかなり感動したのが、TVでやっていたナイトシティを、そのままベッドへ持っていけること。
携帯モードになったからといって、ゲーム体験が別物になった感じはほとんどなかった。
ただし、俺なら最初から全部携帯モードではやらない。
序盤は、
世界観。
会話。
装備。
パーク。
クエスト。
覚えることが結構ある。
特に会話選択は、携帯モードだと少し見づらい場面があった。
会話選択が見づらいと感じる人は、パーク画面もたぶん「ちょっと小さいな」となる。
だから俺なら、序盤・重要なストーリーはTV。
ゲームを理解してから、携帯モード。
これがかなり良かった。
寝る前に、「サブクエ2、3個やるか」ができる。
この規模のゲームでそれができるのは普通に感動した。
携帯モードのバッテリーは体感1時間半くらい
当然弱点もある。
電池。
俺の環境では、体感1時間半前後。
正確にストップウォッチで測った数字ではないので、参考程度にしてほしい。
ちなみにSwitch 2本体の公称バッテリー持続時間は約2〜6.5時間で、ソフトや使用状況によって変化すると任天堂も案内している。
寝る前に1時間くらい遊ぶなら、俺はあまり困らなかった。
外で長時間やるなら充電環境は欲しい。
まあ、このゲームを携帯してるからね。
そこはしょうがない。
Switch 2版の画質は?正直ほとんど気にしてなかった
Switch 2版について調べれば、
解像度。
フレームレート。
画質設定。
色々出てくる。
ただ俺は、正直、画質設定を細かく比較しながら遊んでいない。
そのまま本編と『仮初めの自由』までクリアした。
その間、「画質悪いな」と思ったことがなかった。
俺にはこれが答え。
PS5版やPC版は実際に遊んでいないので、「Switch 2よりこっちが綺麗」みたいな直接比較をするつもりもない。
ただ、TVで遊んだ続きをそのままベッドへ持っていける。
これはSwitch 2版のかなり大きな魅力だった。
しかも俺はフォトモードまでかなり使った。


写真を撮りたくなるくらいには、十分綺麗だった。
一人称で酔う?FPSを避けてきた俺でも最後まで遊べた
そして一番心配だったところ。
一人称。
これを理由に何年も避けていた。
でも実際遊んでみると、ほとんど気にならなかった。
俺は普段FPSでも酔いやすい。
なので、「サイバーパンクなら絶対酔いません」なんてことは言わない。
酔いやすさは人によって違う。
ただ俺の場合は、酔い対策の設定を特別いじった記憶もないのに、一人称が理由でゲームを止めたくなることはなかった。
たぶん、それ以上に先の話が気になったから。
次に誰と会うのか。
この依頼はどうなるのか。
Vはどうなるのか。
ジョニーは何を言うのか。
そっちの方が強かった。
それにナイトシティを一人称で歩くと、「この世界の中に入った」感覚はかなりある。
何年も避けていた理由が、遊び始めるとあまり問題じゃなくなった。
Switch 2版のバグは?進行不能は一度だけ
発売当初の印象があるので、バグはかなり怖かった。
実際、一度だけあった。
序盤、ジャッキーと一緒に進めるミッション。
先へ行く。
ジャッキーも来るはず。
でも、来ない。
ジャッキーが来ないので先へ進めない。
この瞬間、「出たよ。やっぱりサイバーパンクじゃん」とかなり不安になった。
ただゲームを再起動したら直った。
そして2026年2月〜4月頃に本編、『仮初めの自由』、大量のサブクエまで遊んで、
俺が進行不能になった大きなバグはこれ一回だけ。
発売当初のイメージを持ったまま始めた俺としては、むしろ拍子抜けするくらい普通に遊べた。
ジャイロやマウス操作も試した。でも普通の操作に戻った
Switch 2版では、ジャイロやモーション操作、Joy-Con 2のマウス操作、タッチスクリーンまで使える。
俺も一通り触った。
おお。
とはなる。
ただ長く遊ぶなら、普通のコントローラー操作の方が俺には楽だった。
結局ずっと普通に操作していた。
タッチもほぼ使っていない。
なので俺の場合、Switch 2独自操作がこのゲームの決定打だったわけではない。
むしろ、それらを使わなくても普通に良かった。
オープンワールド嫌いなのに、サブクエをめちゃくちゃやった
俺はオープンワールドが好きじゃない。
そう書いた。
なのに、サブクエをめちゃくちゃやった。
とにかくマップに一番近いクエストから順にクリアしていった。
途中、女性を尾行するクエストを失敗してしまい、その関係でブルーアイズ周辺の一部展開は回収できなかった。
それ以外はかなりやった。
なぜか。
これも結局、サブクエにもちゃんと話があるから。
ただ敵を倒して報酬をもらうだけじゃない。
マップを埋めたい。
ではなく、「この人どうなるの?」みたいなクエスは多かった。
俺が苦手だったのはオープンワールドそのものではなく、
目的が少なく、広いだけの世界だったのかもしれない。
戦闘は近接。そして当然サンデヴィスタン
戦闘は基本的に接近戦だった。
途中までは刀。
その後は打撃系の武器。
そしてOSは、サンデヴィスタン。
そりゃそう。
『エッジランナーズ』から来てるんだから。
時間を遅くする。
敵へ突っ込む。
殴る。
楽しい。
一方でクリアしてみると、
ネットランナー系のビルドもかなり面白そうだった。
カメラや機械、敵のサイバーウェアをハックして戦う。
次やるなら、全然違うVにしてみたい。
ここからストーリーと『エッジランナーズ』のネタバレ
ここからは、
『サイバーパンク2077』本編。
『仮初めの自由』。
アダム・スマッシャー。
さらに『サイバーパンク エッジランナーズ』の結末にも触れる。
未プレイ・未視聴なら一旦ここで戻ってほしい。
まだ買っていない人は、ここで戻ってこっちから。
『エッジランナーズ』勢には小ネタが最高に嬉しい
アニメから入った俺には、これがかなり良かった。
ゲーム内には『エッジランナーズ』を意識したコンテンツが追加されている。
実際、2022年の「エッジランナーズアップデート」ではアニメにインスパイアされた追加要素が実装された。
そしてナイトシティを歩いていると、
アニメを観た人間だけ、
あ。
となるものがある。
関連するイベント。
アイテム。
場所。
そして、みんなの墓。
ここは良かった。
ゲームを進めるためには全然必要ない。
でもアニメを最後まで観た人間なら、こういうのでいいんだよ。
となる。
ただのファンサービスなんだけど、俺にはかなり刺さった。
ジャッキーが死んでから、本格的にオープンワールドになる
序盤はジャッキーと一緒に仕事を進める。
比較的、「次はここ」が分かりやすい。
だからオープンワールド苦手な俺でも、かなり入りやすかった。
そしてジャッキーが死ぬ。
ジョニー・シルヴァーハンドが現れる。
ここから、一気にナイトシティが広がる。
普通なら俺が一番嫌がりそうなタイミング。
「はい、自由にやってください」になるから。
でもこの時点ではもう、この街で何が起こるのか見たくなっていた。
先にストーリーで掴んでから自由にする。
俺にはこの順番がかなり良かった。
気づいたら、ジョニーに嫌われたくなくなっていた
そしてこのゲームで意外だったのが、ジョニー・シルヴァーハンドとの距離感。
最初は、何だこいつ。
企業はクソ。
アラサカはクソ。
横からずっと言ってくる。
俺自身、ゲーム中の選択は基本的に、反アラサカ、反企業、反体制側。
巨大企業に大人しく飲み込まれるような選択肢は、あまり選ぶ気にならなかった。
でもこれ、最初から俺がジョニーの思想に全面同意していたからでもない。
何十時間も一緒にいるうちに、
選択肢を見て、「これ選んだらジョニー嫌がるかな」と考えるようになっていた。
なんとなく、こいつに嫌われたくない。
となる。
キャラクターとの関係を「仲良くなりました」とイベントだけで見せるんじゃなく、
プレイヤー自身の選択にまで入り込んでくる。
これはかなり面白かった。
『仮初めの自由』、最初はDLCだと気づかなかった
Switch 2版には『仮初めの自由』も最初から入っている。
ただ俺、最初これが追加ストーリーだと分からないまま入った。
普通に進めていた。
連絡が来る。
ドッグタウンへ行く。
話が始まる。
どんどん重大になる。
途中で、「あれ?」となった。
そして、これ、どうやって元のマップ戻るんだ?と少し不安になった。
それくらい自然に始まった。
DLCというより、本編の途中に突然かなりデカい別の物語が生えてきた感じ。
俺はそのまま最後までやった。
『仮初めの自由』の最後は死ぬほど悩んだ
そして最後。
誰を信じるのか、かなり悩んだ。
最終的に、月まで送り届けた。
正解だったのかは分からない。
というか、このゲームは、「はい、あなたが正解です」をあまりくれない。
そこがいい。
ただし俺、『エッジランナーズ』を観たあとだったので、月という言葉に死ぬほど弱い。
判断に影響した可能性は非常に高い。
そして、待っとけアダム・スマッシャー
『エッジランナーズ』の記事を書いた時、俺は最後にこう書いた。
「待っとけアダム・スマッシャー。」
そしてゲームを進め、
ようやく来た。
……
クソ雑魚だった。
アダム・スマッシャーが。
いや、しょうがない。
俺、サブクエめちゃくちゃやったもん。
ナイトシティを散々うろついて、
装備集めて、
サイバーウェア入れて、
レベルも上げて、
最後に、よし、仇討ちだ。
で乗り込んでいる。
そりゃVが強い。
アニメでは、「こんなのどうすんだよ」だった存在が、
ゲームでは、あれ?もう?となる。
ちなみに俺が選んだエンディングでは、基本ちゃんとスマッシャーと戦った。
そこは譲れない。
待っとけって言ったからね。
そして俺はサイバーパンクのTシャツを買った
ここまで、
反アラサカ、反企業のジョニーに影響されていた。
その結果、ゲームをクリアした俺は
サイバーパンクのTシャツを買った。
でもゲームを始める前は、こんなものを買うとは絶対思っていなかった。
一人称が嫌で、
オープンワールドも嫌で、
何年も興味なかったゲーム。
最終的にはグッズまで買った。
これでどれくらいハマったかは、だいたい伝わると思う。
Switch 2版をおすすめしたい人
特におすすめしたいのは、『エッジランナーズ』を観てゲームが気になった人。
これはかなり相性がいい。
アニメで見たナイトシティを、自分で歩ける。
関連要素を見つける。
サンデヴィスタンを使う。
最後にはアダム・スマッシャーへ行ける。
次に、一人称だから避けている人。
まさに俺だった。
酔いについては個人差があるけど、一人称ゲームを普段避けている俺でも最後まで遊べた。
そして、オープンワールドが苦手な人。
これも俺。
自由度よりストーリーが欲しいタイプでも、途中からサブクエまでかなり回るくらい楽しめた。
逆に、
携帯モードで小さい文字を見るのがかなり苦手。
充電なしで何時間も携帯プレイしたい。
最高画質だけを最優先したい。
という人は、自分の遊び方と合わせて考えた方がいい。
俺はSwitch 2版で大満足した。
それでもPS5を買ったら、そっちでももう一回遊んでみたい。
それくらいゲーム自体を好きになった。
まとめ|一人称もオープンワールドも嫌だったのに、最高だった
俺には購入を避ける理由が多かったゲームだった。
それを『エッジランナーズ』きっかけでSwitch 2版から始めた。
結果、Tシャツまで買った。
もっと早く遊べばよかった。
とは思う。
でも、『エッジランナーズ』を先に観て、Switch 2でナイトシティへ入ったから、俺はここまでハマったのかもしれない。
Switch 2を持っていて、
「一人称だからなぁ」
「オープンワールド苦手なんだよなぁ」
と俺と同じ理由で避けている人。
一回ナイトシティへ行ってみてもいいと思う。
