PS VitaのPlayStation Storeが、ついに終わる。
2027年7月にPS3・PS Vita向けPlayStation Storeが終了し、それ以降は新しくゲームやDLCを購入できなくなる。
一度購入したコンテンツについては、終了後も当面の間は再ダウンロードできる予定だ。
まあ、いつか来るとは思っていた。
でも実際に期限を出されると、「じゃあVitaに何を残しておこうか」と考えてしまう。
私は今でもPS Vitaを使っている。
学生時代には初期型のPCH-1000を持っていて、数年前にPCH-2000を買い直した。
Vita本体については以前かなり書いたので、これから本体を買おうと思っている人はこっちもどうぞ。
せっかくなので、今回はおすすめソフトの話をする。
ただし、普通の「PS Vita名作ランキング」にはしていない。
今回紹介するゲームは、「今後プレミアが付きそうだから」という理由では選んでいないから。
私が、「ストアが終わった後も、このゲームをVitaで遊びたいと思える」と思ったソフトを紹介する。
Vitaのダウンロードソフトを探すなら、このサイトがかなり便利
現在のVitaストアは、正直ゲームを探すのが楽とは言えない。
「前あったはずなのに出てこない」
みたいなこともある。
そこで便利なのが、KINAさんが作成している「Vita ストア リンク支援」。
(前回も紹介したが、今回も紹介させて欲しい。)
PS Vita本編だけでなく、PSPやPSアーカイブスのリンクまで大量に整理されている。現時点ではVita本編1,000件以上、PSPも600件以上が掲載されている。
今回紹介するDLソフトも、このサイトから探すとかなり楽。
ただし、リンクがある=現在も購入できる、ではない。
すでに配信終了しているタイトルもあるし、外部情報を元に整理された個人運営サイトなので、PS Storeに存在する全タイトルが必ず掲載されているとも限らない。
また、ストア側のエラーはKINAさんではなくSIE側の問題なので、作者さんへ問い合わせるのはやめよう。
完全非営利で運営されているサイトとのこと。
便利に使わせてもらおう。
PS Store終了前にDL版で買っておきたいゲーム
ここから本題。
中古パッケージではなく、私はVitaの中に入れておきたいと思うゲーム。
配信状況は終了までに変わる可能性があるので、実際に買う時はVita本体のStoreか、先ほどのリンク支援サイトで確認してほしい。
ガンパレード・マーチ
これは外せない。
ガンパレ。
PS1時代のゲームだけど、今遊んでもかなり独特。
というより、今でもこれと全く同じゲームってほとんどないと思う。
学校生活を送りながら人間関係を作って、戦争にも行く。
何をすればいいのか分からない。
誰と仲良くするのも自由。
私はこういうゲームこそ携帯機と相性がいいと思っている。
少し遊んで止められるし、寝転びながら人間関係をいじっているだけでもいい。
進撃の巨人の元ネタにもなっていると聞いた。
あと、結構どうでもいいが舞台が熊本で今でもゲームの聖地を巡れるらしい。
Vitaの中にガンパレが入っている。
それだけでちょっといい。
風雨来記シリーズ
これもかなりVita向き。
旅行して、写真を撮って、人と出会う。
派手なアクションを求めるゲームではないけど、実写のバイクで実際に撮影された様々な景色を観れるのが嬉しい。
だからこそ、携帯ゲーム機でダラダラ進めるのが似合う。
特にこういうADV系は、据え置き機でテレビの前に座ってやるより、手元のVitaでやる方が私は好き。
中古価格が高くなっている作品もあるので、販売中のものはDL版を一度確認しておいた方がいいと思う。
(特にVitaで発売された「風雨来記3は」中古価格が高い。DL版を買うべし。)
ちなみに初代の風雨来季もストアで安く販売している。
私の地元の北海道が満喫できるゲーム。
『428 ~封鎖された渋谷で~』
別記事でもおすすめした実写ADVの名作。
これも大画面でやらなきゃいけないゲームじゃない。
文章を読み、選択肢を選び、別の主人公へ切り替える実写のアドベンチャーゲーム。
布団でできる。
これ大事。
もともとPSP版もあるけど、PSPのUMDはVitaには入らない。
Vitaで遊びたいならDL版を持っておく意味はある。
『街 ~運命の交差点~ 特別篇』
428が好きならこちらも。
私はこの手の実写サウンドノベルをVitaに入れておくのがかなり好き。
ゲームというより本を読む感覚に近い。
でも本より変で、没入感があって懐かしさもある。
最高。
一応、428 ~封鎖された渋谷で~の前日譚というか、繋がっている作品。
(小ネタ程度だけど)
『クレイジータクシー ダブルパンチ』
ADVばかりじゃない。
クレイジータクシーも欲しい。
短時間で終われる。
話を覚えておく必要もない。
起動して客を乗せて走って終わり。
こういうゲームも携帯機向きだと思う。
「30分だけゲームする」が成立するのよ。
そしてシリーズ完全新作のクレイジータクシー:ワールドツアーは、2027年内にセガより発売予定。
ネットフリックスで実写作品も公開される予定で結構今やるならマジでおすすめ。
『@SIMPLE Vシリーズ Vol.2 THE 逃走ハイウェイ フルブースト』
これはPS Vitaのダウンロード専用タイトル。
つまり、ストアが終わったら中古を探す、ができない。
そこがデカい。
名古屋から東京までひたすら車で逃走するという、かなり変なゲーム。
かなり難しいんだけど、時間潰しには一番いい。
『絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-』
これもPSP作品なので、Vitaで遊ぶならDL版。
『絶体絶命都市』って携帯機でやると妙に合う。
少しずつ進められるし、古いPSPゲームなのでVitaのサイズ感にも馴染む。
新しい『絶体絶命都市』を遊びたいのではなく、3をVitaで遊びたい。
そういう人向け。
あと、テーマ曲の「キミの隣りで・・・」をいつでも聞けるのだ。
『学校であった怖い話S』
これもかなりおすすめ。
学校で6人の語り部から怪談を聞いていくホラーADV。
選ぶ順番や選択肢によって話がかなり変わる。
1話ずつ遊べるので、寝る前にやるゲームとしてかなり優秀。
寝る前にやる内容なのかは知らない。
PS版『学校であった怖い話S』には、オリジナル版にはない女性主人公や追加シナリオもあるので、現在のゲームアーカイブス版にも独自の価値が残っている。
あと、中古価格が高い。
『UNDERTALE』
UNDERTALEもVitaで遊べる。
これはストア終了で完全消滅するようなゲームではないし、今後も別ハードで遊べるだろう。
でも、UNDERTALE自体がVitaにかなり合う。
ドット絵。
小さい画面。
短時間でも遊べる。
これは「希少だから」ではなく、Vitaでやるのが普通に気持ちいいから入れておきたい枠。
あと、vitaで購入するとPS4でもダウンロードできるようになる。
今購入しておけばどちらでも楽しめる状態にできるんだな。
『モンスターハンターポータブル 2nd G』『3rd』
モンハンも入れておきたい。
PSP本体を持っているなら中古UMDでいくらでも遊べる。
でも、VitaにはUMDドライブがないのでVitaで遊びたいならDL版一択。
2026年にもVita Store上で『2nd G』『3rd』が購入できたとの確認例があり、どちらもVitaで遊べるPSP作品として残っている。
ただ、普通にストアで「モンハン」と調べてもヒットしないので上で紹介したリンク集を用いて確認してもて欲しい。
寝転がって昔のモンハンやるにはVitaがちょうどいい。
私もストア終了までに買うつもりのゲーム
ここはおすすめというより、
私自身がまだ買っていないけど、2027年7月までに確保したいゲーム。
遊んでいないので、遊んだふりはしない。
『ときめきメモリアル2』
これは買うつもり。
初代が面白かったんで。
ゲームアーカイブス版はPS Vitaに正式対応していて、EVSアペンドディスクも別途配信されている。
そして悩んでいるのが、EVSアペンドディスク。
これを入れると、本編だけでは対応していない女の子にも主人公の名前を音声で呼んでもらえる。
ときメモ2らしさを考えたら入れたい。
でも容量を結構食う。
Vitaのメモリーカードって貴重なんだよ。
本編は買う。
EVSは容量と相談。
……でも名前呼んでくれるんだよなぁ。
たぶん買う。
『やるドラ ポータブル』シリーズ
これもやったことがないので終了前に欲しい。
Vita/PSPストアで確認できる初期やるドラ作品は、
『ダブルキャスト』
『季節を抱きしめて』
『雪割りの花』
の3作。
『サンパギータ』にはPSP版自体はあるが、DL版は配信されていない。
やるドラなんて、もう携帯機でやれと言ってるようなゲームだろ。
アニメを見ながら選択肢を選ぶ。
1周もそこまで長くない。
今後現行機へ移植される保証もない。
これは買っておきたい。
俺は「雪割りの花」が一番気になる。
逆に中古ソフトで買った方がいいおすすめ
ストアが終了するからといって、全部DL版で焦って買う必要はない。
中古カードが安いなら中古でいい。
むしろVitaカードはストア終了後も普通に遊べるので、状態のいいものが安ければそちらを買った方がいい。
『タイムトラベラーズ』
「街」「428」の精神的続編。
おすすめ。
ただし、中古Vita版を安く見つけられるならそっちでいいと思う。
今回の記事は「ストアが終わるからDL版を全部買おう!」ではない。
安く買える方で遊ぶ。
それでいいと思う。
『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』
これもADV好きなら候補。
ただ、中古がDL版より安いならパッケージで十分。
Vitaカードなら容量も使わない。
DL専用作品を先に確保した方がいい。
『GRAVITY DAZE』
Vitaを持っているなら一度はやっていいゲーム。
ただし今は他機種版もある。
何なら「GRAVITY DAZE 2」はPS4で発売しているので、好きな方でプレイしていいかも。
Vita版を安く中古で見つけたならおすすめ。
「GRAVITY DAZEというゲームを遊びたいだけ」なら、Vitaにこだわる必要まではないと思う。
『アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり』
これもVitaらしい作品。
アンチャーテッドシリーズ自体この作品しかしたことないんだけど
携帯機でアンチャーテッドが動いていること自体が今でも面白い。
ただしDLで確保しなきゃ困るゲームではない。
中古で十分。
『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』
これは中古でいい。
というか、今は他機種でも遊べるしリメイクとなる『ペルソナ4 リバイバル』が発売予定。
(PlayStation 5などの主要プラットフォームで2027年2月18日、Nintendo Switch 2版で2027年5月20日)
詳しい情報はペルソナ4 リバイバル公式サイトを確認してね。
一応、Vita版はかなり相性がいい。
長いRPGだけど、学校生活をちょっとやってセーブ、ダンジョンを少し進めて終わり、ができる。
P4Gを携帯機でやるのは今でも好き。
『ダンガンロンパ1・2 Reload』
これも携帯機向き。
ADV・推理・文章を読む時間が長いので、Vitaとの相性はかなりいい。
中古カードが安いならDLを急ぐ必要はない。
『塊魂ノ・ビ〜タ』
塊魂も短時間プレイに向いてる。
ちょっと遊んで終われる。
こういうゲームはVitaに合う。
中古で見つけたら候補。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
またADVで申し訳ない。
一応これはSwitchにも移植されているので、Switchでプレイしてもいいかも。
これもVita版中古を見つけられるならパッケージでいいけど、Vitaの方がSwitchに比べると値崩れしてない。
「Vitaで遊べる」けど、別ハードでいいと思うゲームもある
代表が、『バイオハザード リベレーションズ2』。
Vita版があるんだけど今から遊ぶなら、おとなしくPS4版やっといた方がいいと思う。
画面も性能もそっちの方がいい。
進撃2も似てるかな。それで行くと。
Vita版に思い入れがある。
外で遊びたい。
そういう理由があるならいい。
でも、作品そのものを一番快適に遊びたいなら、Vitaである必要はない。
これも大人になって分かってきた。
全部携帯したいわけじゃない。作品としてはおすすめ。
「進撃の巨人2」自体はめっちゃ面白かった。
一応、続編の『進撃の巨人3』も、2026年12月10日発売なのでタイミングがいいかも。
買ったけど、私はあまりハマらなかったゲーム
おすすめだけ並べても仕方ないので、逆も書く。
ファンの人はごめんね。
本当に個人的にあまりやらなかったゲームだけ。
『UPPERS』
Vitaらしいタイトルではあると思うのでDLした。
ただ、私にはそんなに刺さらなかった。
それだけ。
ちょっと単調すぎたのかも。
『ネットハイ』
これもDLで買った。
そしてあまり進めなかった。
中古価格はすごい上がってるんだけど、何だろう
アニメの原作ゲームみたいに会話が多くて合わなかった。
DL版を大量に買うと今度は容量が足りなくなる
ストア終了前に、ゲームをDLしまくるとVitaの専用メモリースティックはすぐパンパンになる。
結構割高なので今の時代はこーゆーのを持っておくと容量に余裕を持てる。
普通に容量が足りなくなる。
microSDを利用するSD2VITA系アダプターという選択肢。
これはSony公式の周辺機器ではないので注意は必要。
挿せば普通に使えるメモリーカードでもなく、システムを拡張したVitaなど、仕組みを理解した環境で使うもの。
なので、「よく分からんけど容量増えるんでしょ?」で買うのはおすすめしない。
詳しい導入方法はこの記事では扱わないがDLソフトを大量に保存したい人には、こういう選択肢もあるということだけ覚えておけばいい。
Vitaストアで買う前に知っておきたいこと
現在のPS Vita Storeでは、クレジットカード・デビットカード・PayPalをVita本体から直接使うことはできない。
購入前にPlayStation Storeのウォレットへ残高を入れておく必要がある。
また、この決済仕様の関係で、現在Vita StoreではCERO Z指定のゲーム本編を新規購入できない。購入済みコンテンツの再ダウンロードは引き続き可能。
なので、「2027年7月まであるから来年考えよう」と思わず、欲しいものは一度今のうちに確認しておいた方がいい。
Vita向けタイトルはストア全体の終了を待たず、個別に販売終了する可能性もあるからだ。
まとめ|私は「Vitaに入れておきたいゲーム」を今のうちに買う
PS Vita Storeが終わる。
だからといって、何でも買い漁ろうとは思わない。
レアになりそう。
プレミアが付きそう。
そんなことより、「数年後もこのVitaを持って寝転びながら遊ぶか?」で考える。
携帯ゲーム機だからって、全部のゲームを携帯して遊びたいわけじゃない。
私が手元で遊びたいのは、
文章を読んだり。
選択肢を選んだり。
30分くらい遊んで、「今日はここまで」と電源を切れるゲームがやりやすい。
一方で、バイオみたいな大作はPS4でやればいい。
携帯できることと、携帯機に向いていることは違う。
そしてVitaは軽い。
特に私が使っている2000は約219gで、今でも鞄へ適当に入れて持っていける。だからストアがなくなっても、Vita自体を使わなくなるとは思っていない。
未来にまた『ガンパレ』や『街』や『風雨来記』を売ってくれる保証なんてない。
だったら今、自分が遊ぶものだけ入れておく。
私にとってPS Vita Store終了は、「レアゲームを集める最後のチャンス」ではなく、自分のVitaを完成させる最後の期間だと思って最後の宝探しチャンス。

