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『アギト-超能力戦争-』感想|平成一期の良さを、作り手自身が忘れていないか

zenzen

1994年北海道出身、福岡在住。美容師しながら映画・ゲーム・ガジェット・暮らしを実体験ベースで書いています。
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(画像は仮面ライダー公式ポータルサイトより)

映画『アギト-超能力戦争-』を映画館で見ているので感想を書いていく。

ちなみに私は福岡で開催されたアギト展も『PROJECT G4』出演者登壇再上映も行ってきた。


まず最初に言っておくと、今回は点数をつけない。
仮面ライダーアギトの世界が25年ぶりに帰ってきた。
それだけで、俺はめちゃくちゃ嬉しかった。

だから点数をつけると、その嬉しさまで数字に混ざってしまう。

ただし。

映画の出来については、かなり厳しいと思っている。

本作は、これまで作られてきたVシネ系の仮面ライダー作品と、正直そこまで大きな差はない。

「25年前に『アギト』を観ていた大人に向けて、一般映画として昇華された“大人向け仮面ライダーが観られる」

そんな期待を持っているなら、肩を落とすかもしれない。

要潤が戻ってきても、東映の作り方と脚本家が変わらなければ意味がない。
そんなことまで思ってしまった映画だった。

『アギト-超能力戦争-』はどんな作品?

『仮面ライダーアギト』の放送から25年。
本作では、要潤演じる氷川誠を中心に、津上翔一をはじめとしたTVシリーズのキャラクターたちの「その後」が描かれる。

街では次々と人々が超能力に目覚め、その力を暴走させる事件が発生。
特殊な力を持たない氷川たちGユニットが、人類に起き始めた新たな異変へ立ち向かっていく。

久しぶりに『アギト』を観る人でも大筋は追えると思う。
ただし、TVシリーズだけでなく『PROJECT G4』など過去作品を踏まえた要素もかなり多い。

特に『PROJECT G4』だけでも見て損はないはず。

特に昔から『アギト』が好きだった人ほど、「あ、そこまで拾うんだ」という場面は多い。
(小ネタ程度だけど)

だからこそ、期待もしてしまった。

ネタバレなしの感想|アギトが帰ってきたこと自体は本当に嬉しい

まず、懐かしいキャラクターたちが本当に帰ってきたこと。
ここは素直に嬉しい。

そして要潤と賀集利樹の演技もかなり良かった。
TVシリーズ当時の二人はとにかく若い。

特にあの頃って、演技をしてキャラクターを作るというより、本人自身の雰囲気がそのまま役になっていた部分もかなりあったと思う。
だから今回驚いた。

25年経った二人が、ちゃんと「演技」で氷川誠と津上翔一に帰ってきている。

単に昔っぽい喋り方を再現しているわけじゃない。
ちゃんと同じ人物に見える。

ここには25年間俳優を続けてきた人間の積み重ねを感じた。
皮肉なことに、この映画で俺が一番「25年」を感じられたのは、俳優二人の演技だったかもしれない。

問題はストーリーの方である。
俺が期待していた「25年後のアギト」とは、かなり違った。

ここから先はネタバレ込みで話したい。

『アギト-超能力戦争-』はどこで観られる?

2026年9月現在、『アギト-超能力戦争-』はTTFCとPrime Videoで有料配信されている。

まだ観ていない人は、ここから先はかなり具体的なネタバレを含むので注意してほしい。

【ここに『アギト-超能力戦争-』作品個別CTA/Prime Video等】

また今回の記事では、TVシリーズや『PROJECT G4』との比較をかなりしている。

TV版『仮面ライダーアギト』と『PROJECT G4』、さらにテレビスペシャル『新たなる変身』はU-NEXTで見放題配信されているので、久しぶりに見返してから本作を観るのも面白いと思う。

配信状況(2026年9月16日確認)

Prime Video:○ レンタル・購入
U-NEXT:―
Netflix:―
Apple TV:―

Prime Videoで『廃用身』を見る

※配信状況は変更される場合があります。

ちなみに「仮面ライダーアギト」テレビシリーズは
Prime Video
U-NEXT
上記どちらも配信中。

現在の配信状況は各動画配信サービスでご確認ください。
※配信状況は変更される場合があります。

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ここから『アギト-超能力戦争-』のネタバレを含みます。

『555』ならまだ分かる。でも『アギト』には続編を作れる余白があった

別作品になるが、『仮面ライダー555』の20周年作品『パラダイス・リゲインド』については、あの出来でも俺はある程度仕方がないと思っている。

そもそもTVシリーズの終わり方が綺麗すぎる。

20年後の続編を作る以上、乾巧は生きていることにしなければならない。

せっかくなら草加も出したい。
昔のメンバーも集めたい。

そうなると、多少強引な展開になってでも「20年ぶりのお祭り」を優先したくなる気持ちは分からなくもない。

ファン向けの同窓会映画なら、まあこんなものか。
そう納得する余地はあった。

でも今回の『アギト』は違うと思う。

25年前の時点で主人公たちの命が残りわずかだったわけでもない。

翔一は生きている。
氷川も生きている。

そして物語の最後には、人類の中からこれからもアギトが生まれてくる可能性まで残されていた。

続編を作れる余白が、いくらでもある。

しかも25年という時間が経っている。

「人類の進化」を描いた作品の25年後なんて、めちゃくちゃ面白くできそうじゃないか。
その続編が、これである。

平成一期の良さを、作り手自身が忘れていないか

井上敏樹が脚本を担当すると知った時点で、俺はそこまで期待していなかった。

それでも実際に本作を観て、平成一期と呼ばれる仮面ライダーシリーズの良さを、作り手自身が理解していないんじゃないか。
そこまで思ってしまった。

もちろん、俺たちには思い出補正がある。
子どもの頃に観た作品なんだから当然だ。

それでも、今は仮面ライダーから離れている平成一期世代の中には、
「今のライダーは玩具を売ることが前に出すぎている」
「昔の仮面ライダーは、もっと人間ドラマが濃かった」

と思っている人は少なくないと思う。
俺もその一人だ。

別に「昔は高尚だった」とまで言うつもりはない。
でも『アギト』って、少なくとも「新しいフォームが出て敵を倒す」という話だけではなかった。

アギトとは何なのか。
アンノウンとは何なのか。
超能力者はなぜ狙われるのか。
そもそも人間を作ったのは誰なのか。
人間は神の意思に反して進化していいのか。

あの時代特有のオカルトっぽさと、人類進化と、神話が全部ごちゃ混ぜになっていた。

そこが『アギト』だったと思う。

アギトは「化け物になるウイルス」だったっけ?

今回、一番引っかかったところの一つがここだ。

『超能力戦争』では、人々が次々と超能力に目覚め、その力を暴走させる。

設定だけを見れば、別におかしくはない。

そもそもTV版から、アギトに目覚める前兆として超能力が現れていた。
人類の中から次々とアギトが生まれれば、普通の人間との対立が起きる可能性だって示唆されている。

だから「人とアギト」を因数分解して、「人VSアギト=超能力者」という構図にすること自体は分かる。

TVシリーズでも、いつかそういう時代が来ることを憂うような一幕はあった。

でもさ。

神からもらった力だったんちゃうんかい。

TV版のアギトは、人類を創造した「闇の力」と、人類に自由と進化の可能性を与えようとした「光の力」という二つの神にまで話が遡る。
光の力が人類に種子を蒔き、それに覚醒した人間がアギトになる。
だから闇の力は、自分が作った人類が自分を超えることを恐れてアンノウンを送り込む。

つまり元々のテーマは、

神と人。
人とアギト。

だった。

それが今回、俺にはずいぶん小さな話になってしまったように見えた。

超能力が発症する。
暴走する。
人を襲う。
Gユニットが鎮圧する。

これではアギトというより、「人間が化け物になるウイルスが流行しました」みたいに見えてしまう。

しかも覚醒した連中が特に理由もなく普通の人間を襲う。

オルフェノクみたいに「一般人を襲え」とでもインプットされているのかよ。

90年代後半から2000年代前半までギリギリ生き残っていた、オカルトと神話と超能力が混ざったあの妙な空気。

そこが薄くなってしまったのが、俺はかなり残念だった。

「25年後こうなりました!」の一発ネタが多すぎる

今回のキャラクターを見ていると、似たような違和感が何度も出てくる。

一発目のアイデアは面白い。

でも、「で、それを使って何を描きたかったの?」がない。

あの氷川くんが刑務所に!?

氷川誠が刑務所にいる。

確かに驚く。

あのクソ真面目な氷川くんが刑務所に!?

予告のフックとしては強い。

分かる。

分かるんだけど。

そんなんいらんのよ。

俺が25年後の氷川誠で見たいのは、プロフィール欄の意外性じゃない。

あの不器用で真っすぐだった男が25年間どう生きて、どういう大人になったのか。

そっちだ。

北條が探偵になった。で?

北條透が帰ってきたこと自体は嬉しい。

探偵になっていることも別にいい。
25年も経っているんだから、警察を辞めていたって構わない。

問題は、探偵にした意味がほとんどないことだ。

探偵だから警察では入れない場所に入れる。
探偵だから拾える情報がある。
独自の人脈がある。

そういう話になるのかと思った。

結局、「死んだ婚約者もいたし、独自に捜査して追ってきました」である。

それなら警察にいろよ。

探偵らしいストーリーラインを作らないなら、キャラクターの肩書だけごちゃごちゃ動かさなくていい。

尾室は昔から余計なことをする。でも昔はドラマを動かしていた

尾室隆弘も帰ってきた。
偉くなっている。
ヒゲも生えている。

TVシリーズ最終回の尾室も、偉くなったことで付けヒゲなんかしていた。

あの「偉くなったので頑張って威厳を出そうとしている尾室」は、俺も分かる。

ただ、あれって、

偉く見せようと背伸びしている尾室が可愛い

というキャラクターの肉付けだったと思う。

本人は威厳を出しているつもりなのに、視聴者には昔の尾室が透けて見える。

そこが面白かった。

今回、普通に嫌な奴になってない?

尾室は昔から余計なことをする。

『PROJECT G4』でも余計なことをする。
でも、あのときは尾室が余計なことをすることでちゃんとドラマが動いていた。

今回は違う。
足を引っ張っただけで終わっている。

昔の尾室の未熟さには物語上の役割があった。

今回は「尾室ってこういうところあるよね」という部分だけ切り取って、その先がないように見えてしまった。

アナザーアギト、お前なんでいるんだよ

そしてアナザーアギト。

もう意味が分からない。

「死んだと思っていた木野薫が……?」
というだけならめちゃくちゃ気になる。

当然、「なぜ生きている?」と思う。

でも、その答えがない。

このままだと、あのときサングラス落として寝てただけなの?としか思えない。

もちろん次回作への伏線なのかもしれない。

だったら次回作でちゃんとやってほしい。

そしてデザイン。

悪いけど、俺にはかなりキツかった。

ノリもデザインも含めて、平成後期のライダーVシネの空気そのままに見える。

25年後のアギトが見たかったのであって、

「いつもの現代ライダー作品の文法でアギトを作りました」

が見たかったわけではない。

アギトを弱くしてまで氷川を主役にする必要があったのか

要潤を主演にしたい。

これは分かる。

今や一般層にも知られた俳優だし、25年ぶりに氷川誠として主演する。

企画としてものすごく強い。
そこに文句はない。

俺だって氷川くんは好きだ。

でも、氷川を立たせるためにアギトを下げる必要はあったのか。ここはかなり納得できなかった。

今回の翔一は、物語開始時点ですでにアギトの力を失っている。

なぜ?

25年間でアギトの力がさらに強くなりすぎて、翔一自身にも制御できない。
だから普段は抑えている。

これなら分かる。

人類の進化なんだから。

25年間進化し続けた結果、神に対抗するどころか翔一自身ですら恐れるほどになった。

それなら、めちゃくちゃアギトらしい。

でも、弱まるって何?

神から受け継いだ、人類の可能性みたいな力が?

そして最新技術には敵わない。

俺はそんなアギトを見たいわけじゃない。

Gユニットの技術が25年で進歩したことはいい。
むしろ当然だ。

人間が作る力も進化する。

アギトという人類そのものの進化も続いている。

両方強くなってればいいじゃん。

それ、『PROJECT G4』でできてたじゃん

だから余計に思う。
『PROJECT G4』でできてたじゃん。

『PROJECT G4』だって、物語の中心にあるのは人類が作った究極の特殊強化装甲服G4だ。

超能力までG4システムに組み込もうとする。

科学と超能力。
人間が作った力と、人間自身が持つ力。

ちゃんとGシリーズを主役級に置いた映画だった。

でも、そのためにアギトを弱くする必要なんてなかった。

翔一は翔一で立っている。
氷川は氷川で立っている。
真魚にも役割がある。
G4にも存在意義がある。

みんな立てたうえで、G4という物語をやっていた。

しかも『PROJECT G4』も田﨑竜太監督・井上敏樹脚本である。

同じ人たちなんだよ。
25年前にはできていた。

なのに今回、

「要潤を主演にします」
「なので氷川を一番格好良くします」
「アギトは弱くしておきます」

みたいな安直さを感じてしまった。

主演が要潤でもいい。
というか今回の主演は要潤でいい。

でも25年前、自分たちで全員立たせる映画を作ってたじゃん。

なんで今できないんだよ。

俳優はちゃんと25年進んでいた

ここまで文句ばかり書いたが、めちゃくちゃ良かったところもある。

要潤と賀集利樹。
この二人の演技だ。
これは本当に驚いた。

2001年の『アギト』を今見ると、この頃の二人って、演技というより本人そのままの魅力がキャラクターになっている瞬間もかなりあると思う。

若いんだから当然だ。

だから今回、演技でちゃんと氷川誠と津上翔一に帰ってきたことに驚いた。

「昔と同じ喋り方をしました」だけじゃない。

25年間俳優をやってきた人間が、25年前の役をもう一度作っている。

ちゃんと氷川くんだった。
ちゃんと翔一くんだった。

これはすごかった。

そして、この映画で俺が一番「25年」を感じたのは、皮肉にもここだった。

俳優たちはちゃんと25年進んでいた。

だからこそ、作品の作り方にも25年進んでいてほしかった。

「25年後」はプロフィールを変えるための免罪符じゃない

今回、

氷川は刑務所。
北條は探偵。
尾室は警視正。
木野薫は生きている。
翔一はアギトの力を失っている。

並べると全部、

「え!? 25年後こんなことになってるの!?」という引きはある。

でも、「25年後」というのはキャラクターのプロフィールを意外なものに書き換えるための免罪符じゃないと思う。

大事なのは、

なぜそうなったのか。
そこから何を描くのか。

だろう。

北條を探偵にするなら、探偵にしたことでしか生まれない物語を見せてほしい。
尾室を嫌な上司にするなら、その変化をドラマにしてほしい。
木野薫を復活させるなら、なぜ生きているのかを描いてほしい。
翔一から力を奪うなら、そのことに『アギト』という作品としての意味を持たせてほしい。

俺が今回ずっと感じていた、

「で、それ何のためにやったの?」

というモヤモヤは、たぶんここにある。

昔の作品の続きを、いつまで同じ感覚で作り続けるのか

そして今回、改めて思った。

昔の作品の続編については、そろそろ当時その作品を子どもとして観て、影響を受けた世代が作る時期に来ているんじゃないだろうか。

別にオリジナルスタッフを全員外せと言っているわけじゃない。
田﨑監督も井上敏樹も、『アギト』を作った本人たちだ。
その人たちが再び作ることにも当然価値がある。

でも、オリジナルスタッフが作れば、それだけで正しい続編になるわけでもない。

25年前と同じスタッフが25年前と同じ感覚で作ることと、

25年間この作品を観てきた人間に向けて25年後の作品を作ることは、

同じではない。

当時『アギト』を子どもとして観ていた世代も、もう大人になっている。
映画を作る側にも回っている。

その世代だからこそ、

「自分たちが子どもの頃、『アギト』の何が怖かったのか」
「なぜ人間ドラマに惹かれたのか」
「今の時代にアギトをやるなら何を変えて、何を絶対に変えてはいけないのか」

という感覚を持っている人もいるはずだ。

そういう人たちの新しい感覚で、昔の作品を受け継ぐ時期に来ていると思う。

そうでなければ、作り手もファンも、いつまでも過去の成功体験から逃れられない。

それでも、続編があるならまだ挽回できる

もちろん、今回俺が意味不明だと思ったものの多くが、次回作への伏線である可能性はある。

アナザーアギトがなぜ生きているのか。
翔一の力がどうなっているのか。
今回の超能力者たちは何だったのか。
この25年間に何が起きたのか。

続編ですべてがつながって、

「ああ、だから『超能力戦争』はこういう映画だったのか」

となる可能性だってゼロではない。

そうなったら、この記事を読み返して俺が謝ればいい。

ただ。

今の東映と井上敏樹にそこまで綺麗に回収できるとは、正直あまり思っていない。

とにかく東映は脚本家を持ち上げるのを一回やめてください。

「井上敏樹が書くからこれでいい」
じゃなく、
「今のアギトをどう作れば面白くなるか」

から考えてほしい。

俺は『アギト』が嫌いだから、こんなに文句を書いているわけじゃない。

逆だ。

25年ぶりにあの世界が帰ってきたことは、本当に嬉しかった。

要潤が氷川誠として立っているだけで嬉しかった。
翔一くんがまたそこにいるだけで嬉しかった。

だからこそ、こんなもので終わってほしくない。

俺が観たかったのは、25年前に『仮面ライダーアギト』を観ていた俺たちを
もう一度驚かせてくれる『仮面ライダーアギト』だった。

『仮面ライダーアギト』をもう一度見返す

今回『超能力戦争』を観て、俺自身かなりTVシリーズや『PROJECT G4』を見返したくなった。

特にこの記事で書いた、

「アギトとはそもそも何だったのか」
「Gシリーズとアギトをどう共存させていたのか」

を確かめるなら、TV版と『PROJECT G4』を続けて観るのが一番分かりやすいと思う。

2026年9月現在、U-NEXTではTV版『仮面ライダーアギト』、『PROJECT G4』、テレビスペシャル『新たなる変身』が見放題配信されている。

今回の新作にモヤモヤした人ほど、25年前の『アギト』をもう一度観てみると面白いかもしれない。

現在の配信状況は各動画配信サービスでご確認ください。
※配信状況は変更される場合があります。

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