
(画像はYouTube:映画『BETTER MAN/ベター・マン』特報から)
先日久しぶりに映画館で映画を観てきたんだけど結構衝撃的でかつ、みる人を選ぶ映画だと思うので記事にしていこうと思う。
この映画を知ったのは成功を夢見る20代のトランプ大統領が主人公の映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」を観に行った時に特報かなんかが流れて「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督最新作ということだけで観に行った。
今回はまさにそういう人に伝えておきたい事がある。
(動画は多分映画館で見た特報)
ずっと猿

(画像はYouTube:映画『BETTER MAN/ベター・マン』特報から)
私の感想としてはかなり面白かったんだけど、私個人は「テイク・ザット」のファンなのでちょっと特殊かもしれない。ただ知らなくても楽しめるとは思う。
主人公は初めから最後までずっと猿。しかもなんの説明もないのでネットの評判を見ると「猿って意味あるの?」みたいな意見もあるんだけど、そうなるのも頷ける。
主人公であるロビー・ウィリアムスが作中ずっと猿であることは、自分自身“パフォーミング・モンキー”(言われるままに芸をするサル)だと感じていたことが由来らしい。確かに劇中でもそのような事は言ってるんだけどその前から全然猿なんだよね。徐々に人間のロビーの顔に近づくとか違った見せ方はなかったんだろうか。
あれだと有名になろうが、人と和解しようが、ずっと猿のままだよ…
実際は後者の伝記映画になるんだけどロビー・ウィリアムスが日本でそんなに有名ではないぶん予告も史実映画だというよりは「グレイテスト・ショーマンの監督の最新作」として紹介しているイメージ。
申し訳ないんだけど特報を見るだけだと私も気づかなかった。ごめんロビー
伝記映画と思わぬまま観た場合

(画像はYouTube:映画『BETTER MAN/ベター・マン』本予告から)
問題は主人公を猿にした事で、この映画を見る人は2つに分かれるだろうということ。それは
- マイケル・グレイシー監督の「猿が主人公のミュージカル映画」として視聴する人
- イギリスの歌手である「ロビー・ウィリアムスを“猿”として描いた伝記映画」として視聴する人
もちろん、後者の伝記映画になるんだけどロビー・ウィリアムスが日本でそんなに有名ではないぶん予告も史実映画だというよりは「グレイテスト・ショーマンの監督の最新作」として紹介しているイメージ。
申し訳ないんだけど特報を見るだけだと私も気づかなかった。ごめんロビー
私は「テイク・ザット」という名刺が出てきてようやく
「ロビーってテイク・ザット抜けてたやつか!」と掴めたんだけど、ロビーはおろかテイク・ザットだって日本じゃそんなに知られていないと思う。
その場合、見る人はきっと「見た目が猿で苦労したけど彼には才能があった…!」みたいな映画を予想してしまうと思う。その結果すごく矛盾を抱えたまま映画を視聴することになる。
映画の冒頭、主人公がちょっぴり虐められてるんだけど「そうか猿そっくりだから…」とか思うことになる。それだけではなく、家に帰って家族を見たら「家族はみんな普通やな…」とか思っちゃうので集中できない。
誰か主人公が猿なことは触れないの?ってなったまま中盤の「oasis」とか「スパイスガール」とかが出てきてようやく、『これって本当にあった話ってこと…?!』となるだろう。
しかもそこからミュージカル要素は薄くなり伝記映画な要素が強くなるので、面白いけど誰の何を見てるんだ…?となりかねない。
「ミュージカル映画」としてはグレイテスト・ショーマンに劣る

(画像はYouTube:映画『BETTER MAN/ベター・マン』本予告から)
正直ミュージカルを期待している方であれば最初の「rock DJ」と中盤ヒロインとのデュエット曲「she’s the one」以降は微妙かもしれない。
「rock DJ」部分はYouTubeで見られる
ミュージカルシーンはもちろんあるしめっちゃいい映像なんだけど10年台の名作「グレイテスト・ショーマン」や「ラ・ラ・ランド」と並べるようなものではない。
どちらかといえば「ボヘミアン・ラプソディ」や「ロケットマン」のような映画との間と思ってもらえたらいい。そう思えばギャップが少ないまま、より楽しめるはず。
私が思っていたロビー・ウィリアムス
冒頭触れた通り私は「テイク・ザット」のファンでCDも持っているんだけど私がグループを知ったのは2008年の「Greatest Day」がきっかけで、再結成後だからもうロビーいなかったんだよね。
いや、厳密にいうと途中居たのよ。
再結成後「beautiful world」て名前のアルバムを出したのち、私が出会った曲である「Greatest Day」が収録されている「ザ・サーカス」っていう個人的に大好きなアルバムが出るんだけど、この後すぐにロビーも合流したんだよね。
この時のイメージは問題起こして実質テイク・ザットをクビになったけど音楽活動はしていて割と人気ってことしか知らなかった。
この辺は映画でもやってるから是非、見て見てほしい。
まぁ、フツーにミュージシャンの伝記あるあるな内容なんだけどね。
個人的にはテイク・ザットが調子良さそうだから戻ってきたんだろうなって印象だった。
しかもロビーが復帰してから1枚だけ「progress」っていうアルバム出すんだけど、これが結構微妙な印象でむしろ、こいつ余計なことしたんか?と思ったし、その後ゲイリーと二人でも曲出してるんだけどこれもなんか個人的には刺さらなくて…
あと、再結成のタイミングでテイク・ザットに戻ってきてロビーが二回目の脱退するちょっと前くらいに脱退してるジェイソン・オレンジって人がいるんだけど、この人とどうしても被ってしまう。
ちなみに今は三人なんだけど、三人になってからまた安定しているイメージなんだよね。
映画「キングスマン」の主題歌も有名だったし、ロンドンオリンピックでもパフォーマンスするくらい本国ではめっちゃ有名。
この映画をきっかけに

とにかく癖はあるけど面白い映画であることには違いない。
また、音楽系の伝記映画としてみても、昨年公開の映画であるボブ・マーリーを題材とした「ボブ・マーリー:ONE LOVE」や人気の全盛期が70年台前半と言われているエルトンジョンの「ロケットマン」に比べても90年台のpopなだけあって見やすいし聞きやすいはず。
この映画をきっかけに両者のファンが増えたらなって思う。
私もロビーのことを改めて知るいい機会になったし、実際映画をみてこの曲知らなかったけどいい曲だなってこともあったので趣味を広げるきっかけになれば嬉しいです。
ただ、この映画だとフランク・シナトラに興味を持つ人の方が多いかもしれないという事実もここに書いておこうと思う。
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